横浜DeNAドラフト5位・安部建輝投手が好投、埼玉西武ドラフト1位・増田達至投手が締めてNTT西日本勝利

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 社会人野球日本選手権大会開幕、開幕カードとなったNTT西日本vs三菱重工横浜の試合ではNTT西日本は、今年のドラフト会議で横浜DeNAから5位指名された安部建輝投手が先発すると、延長となった10回1/3を投げて4安打5奪三振で無失点に抑える好投を見せた。

 タイブレーク(1アウト満塁から)となった延長12回からは埼玉西武からドラフト1位指名された増田達至投手が登板し、145kmのストレートで詰まらせて内野ゴロにしとめて1アウトを取ると、続くバッターにもストレートで攻めてライトフライに抑えた。

 増田投手は「自信のあるボールで打たれたら仕方ない、うれしいの一言」と話し、リリーフでの適正の高さを見せた。また安部投手も「ストレートが走って、変化球も良くて腕がよく振れた」と、長い間経ち続けた社会人野球の雄・NTT西日本のエースとしての投球を見せた。

 二人とも「プロの事は大会がおわってから」と話し、まずは全国制覇に集中する。

 

 延長12回表は規定により1死満塁から始まるタイブレーク。今秋のドラフトで西武から1位指名されたNTT西日本の増田は、そんな「ピンチ」でマウンドに上がったが動じない。ぴしゃりと打者2人を抑えて勝利を引き寄せ「公式戦のタイブレークは初めてだが、特に意識はしていなかった。(勝って)うれしいのひと言」とけろりとした表情で話した。全10球、最速145キロの真っすぐで押し続けた。1人目を内野ゴロから本塁封殺、2人目は右飛に仕留めた。「自信のあるボールで打たれたら仕方ない」との潔さが吉と出た形だ。

 

 DeNAから5位指名された同僚の安部も先発で10回1/3を無失点。「ストレートが走って、変化球も良くて腕がよく振れた」と振り返るように、丁寧にコースを突いた投球は安定していた。2人は「プロのことは大会が終わってから」と口をそろえる。ともに見据える頂点へ――。未来のことを考えるのはまだ早い。。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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