北海道日本ハム・大谷選手はライト守る、巨人ドラフト1位・菅野智之投手は遠投で絶賛

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 北海道日本ハムは糸井嘉男選手がトレードで移籍したことにより、栗山監督から遊撃手も打診されていた大谷翔平選手は、打撃を生かすためにライトのポジションで練習することになるようだ。

 北海道日本ハムの糸井選手と八木智哉投手、オリックスの木佐貫洋投手、大引啓次選手、赤田将吾選手のトレードが成立した。北海道日本ハムは田中賢介選手がメジャーに挑戦するため、MLB・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。若手の内野手も成長しているが、実績のある大引選手を獲得し内野手の穴を埋めた形となった。

 しかし実際には、今シーズン終了後にポスティングによるメジャー移籍を希望し、今シーズンの契約がまだできていなかったことも影響していると見られる。チームには大きな穴が空いた感じだが、球団幹部は「現実的に大谷が早く1軍に出場するなら、右翼」と話し、別の球団関係者も大谷翔平選手について、「遊撃は可能性だけの話で、実際には無理と考えている。キャンプでは投手を中心に、遊撃を守らせず、右翼の練習をさせる」と、大谷選手をポスト糸井として育てていく事を示唆した。

 ポジション的には高校時にも守っていたポジションで遊撃手よりも出場しやすいが、大きな期待を背負うことになった。

 巨人は菅野智之投手が30球の遠投を行い、相手を務めた中谷仁プルペン捕手は「腕の振りはマー君みたいだし、リリースポイントが丁寧で岩隈。前で放して浮き上がる感じは球児。」と話し、フォームと球質を絶賛した。

 菅野投手はがっしりとした体から157km/hをマークする。しかし試合での投球を見ると、80%くらいの力でややコンパクトにしながら投げ、キャッチャーミットを長くみて丁寧に投げている印象を受ける。それでも150km/hを記録するのが菅野投手の凄さだ。

 同期の広島・野村祐輔投手は1年目で9勝をマークした。1年のブランクはあるが、まずはそれが目標となりそうだ。

 

  糸井放出の背景には、黄金ルーキーの存在もあった。球団幹部は「現実的に大谷が早く1軍に出場するなら、右翼」と説明。別の球団関係者は「遊撃は可能性だけの話で、実際には無理と考えている。キャンプでは投手を中心に、遊撃を守らせず、右翼の練習をさせる」と大谷をポスト糸井に指名。遊撃は新たに加わる大引を筆頭候補とした。

 

 鎌ケ谷で新人合同自主トレ中の大谷は、驚きを隠せなかった。糸井とは鎌ケ谷でロッカーが1人挟んで並び、一緒にノックも受けた。「走って、打って、投げてもすごい。あいさつを返してくれ、気軽に接してくれた。聞きたい、見て学びたいことがあった」と別れを惜しんだ。

巨人・中谷ブルペン捕手、菅野を“絶賛” - サンケイスポーツ:2013/1/24

  他の新人選手が、屋内練習場で汗を流すなか、菅野は自ら志願し、グラウンドでのキャッチボールを行った。約90メートルの遠投をこなし、球威があり回転もいい力の入った球を投げ込む。すると、キャッチボール相手を務めた中谷ブルペン捕手が身震いした。

 

 「体格と腕の振りはマー君(楽天・田中)。リリースの丁寧さは岩隈(マリナーズ)。ボールを体の前で離せて、球が浮き上がってくる感じは球児(カブス・藤川)だね」。昨年で現役引退した中谷さんは智弁和歌山高から1998年ドラフト1位で阪神に入団、2006年から楽天、昨季は巨人と3球団で、日本屈指の好投手たちの球を受けてきた。

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