栃木大会、センバツで好投の宇都宮商・新井諒投手と作新学院・山下勇斗捕手など好選手揃う

高校野球ドラフトニュース2013年ドラフトニュース

 高校野球栃木大会の組合せが決まった。

チームで評価が高いのは佐野日大で、185cm右腕から141km/hを記録する3年生の榎本啓士郎がいるが、春の関東大会は2年生の180cm左腕・田嶋大樹投手が背番号1をつけた。他にも130km/h後半を記録する投手が何人かおり、レベルの高いエース争いをしているようだ。

 また、センバツに出場して評価を上げたのが宇都宮商・新井諒投手。最速144km/hの速球はキレが素晴らしく、甲子園では5イニングで3安打1失点と好投した。春季大会では2回戦で白鴎大足利に敗れてノーシードからの戦いとなるが、強打のリードオフマン・君嶋謙蔵選手など注目したい選手が多い。

 そして2年連続で夏の甲子園に出場している作新学院、捕手の山下勇斗選手が1年生から正捕手となってから夏の大会は無敗。今年は先輩がいなくなり、4番捕手としての責任を負う。投手は143km/hを投げる大林禎規投手などがいるが、実戦経験が少なく1年生とエースの座を争う。

 他にも青藍泰斗の186cmのスラッガー竹村翔選手は、外野手としての強肩でも注目されている。エース・沢田大季投手も143km/hを記録し台風の目となりそうだ。

 1回戦のなかで最も注目を集める試合は、Aブロックの14日、佐野日大と宇都宮工の対戦だ。佐野日大は今大会の優勝候補、対する宇都宮工は昨夏の準優勝校。実力校同士の激戦が予想される。

 春の県大会で優勝し、シードされた佐野日大は、投打ともに好調を維持している。練習試合では、今春の選抜大会で優勝した浦和学院(埼玉1位)を破った。

 一方の宇都宮工も、春の関東大会4強の東海大望洋(千葉1位)を練習試合で破り、勢いに乗る。秋と春の県大会では目立つ存在ではなかった小堀謙司投手が調子を上げ、今大会はエースとしてマウンドからチームを活気づける。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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