高校野球、夏の甲子園、第3日目の対戦カードと注目選手、注目ポイントをおさらいしてみます。
3日目第1試合
鳴門のエース板東投手は徳島大会で4試合36回を投げて17失点と調子は良くなかった。しかし鳴門高校らしい試合巧者ぶりで勝ちあがってきた。星稜は2年生・岩下投手が33回2/3で4失点と安定し、北村和己選手などが効率よく点を奪って勝利した。ミスの少ないほうが勝利する事になりそうだ。
鳴門(徳島) | 星稜(石川) | |||||||
板東湧梧 3年 180cm69kg 右右 | 投 | 甲子園で140km/h記録も多彩な変化球で打ち取る | C | 岩下大輝 2年 180cm77kg 右右 |
投 | 中学時から話題の投手、最速141km/hに成長楽しみ | B | |
北村拓己 3年 178cm72kg 右右 | 内 | 亜大で活躍する北村祥治選手の弟、遊撃手の能力高い | B |
3日目第2試合
作新学院は2年前のベスト4メンバーも少なくなった。1年生でマスクをかぶって活躍を見せた山下選手も1年生の自分を越える事ができるか勝負だ。桜井高校はエースの竹野投手が180cmの左腕投手で29回1/3で3失点、ヒットや四球でランナーを許しながらも粘りの投球が持ち味
作新学院(栃木) | 桜井(奈良) | |||||||
大林禎規 3年 175cm70kg 右右 | 投 | 143km/hの速球を投げる力のある投手 | B | |||||
山下勇斗 3年 171cm73kg 右右 |
捕 | 1年生に甲子園でベスト4、今春も本塁打放つなど力ある | B |
3日目第3試合
福井商はプロ注目の182cm・中村投手が福井県に多いスライダーの鋭い投手。室蘭大谷は俊足の小川選手や選手宣誓をした杉浦選手などに注目。
福井商業(福井) | 帯広大谷(北北海道) | |||||||
中村文英 3年 182cm82kg 右右 |
投 | 140km/h中盤の速球と鋭いスライダー武器 | B | 小川敬太 3年 178cm78kg 右右 | 外 | 遠投110mに100m11秒台の俊足 | C | |
長谷川凌汰 3年 188cm82kg 右左 | 投 | 188cmの大型投手、まだ球速は出てないが角度あり | B |
3日目第4試合
1回戦屈指の好カード。仙台育英は上林誠知選手が宮城大会で準決勝、決勝でホームランを放ち調子を上げている。エース馬場は146km/hを記録するが、宮城大会でも25回2/3を投げて13失点、決勝では初回に5失点し不安が残る。
浦和学院は2年生エース・小島投手が抜群の安定感を見せる。攻略は非常に難しいといえるほど。ただし、高田選手、竹村選手など3年生の打者が埼玉大会では思うように得点を挙げられずに苦戦をしてきた。決勝で16点を奪った勢いが持続しているかがポイントとなりそうだ。
仙台育英(宮城) | 浦和学院(埼玉) | |||||||
上林誠知 3年 184cm77kg 右左 | 外 | プロ12球団注目、長打とテクニックある打撃に足と守備力も高い | A | 小島和哉 2年 174cm71kg 左左 | 投 | センバツ優勝の立役者、キレの良い直球に変化球の制球◎ | A | |
熊谷敬宥 3年 175cm70kg 右右 | 内 | 50m6.0秒の足と遊撃手の広い守備範囲が魅力 | B | 伊藤祐貴 3年 185cm80kg 右右 |
投 | 130km/h後半の重いストレートで内野ゴロ量産 | C | |
馬場皐輔 3年 180cm78kg 右右 | 投 | 春季大会で146km/hを記録した。まだ好不調あるも楽しみ | B | 湧本亮太 3年 175cm72kg 右右 |
投 | 130km中盤のストレートを低めに集める安定したピッチング | C | |
高田涼太 3年 180cm77kg 右右 | 内 | センバツで3試合連続ホームラン記録 | B | |||||
竹村春樹 3年 175cm71kg 右左 | 内 | 守備力にプロが高い評価、1番打者としての選球眼もある | B | |||||
山口瑠偉 3年 180cm80kg 右右 | 投 | 1年生で142km記録し成長が期待された。2番手投手として活躍 | B |
コメント