高校日本代表、打線好調10安打、内田靖人選手が3安打1打点

高校野球ドラフトニュース2013年ドラフトニュース

 18Uワールドカップの日本代表合宿では先日に続き大学生と練習試合を行った。

 この日は関学大と対戦し、初回に3番森友哉選手のヒットなどで2アウト1,3塁のチャンスを作り、5番DHの内田靖人選手のタイムリーヒットで先制すると、8回には4番・園部聡選手と内田靖人選手のヒットでチャンスを作り、6番・渡辺諒選手のタイムリーでダメ押しした。

 内田靖人選手はこの日3安打、昨日も3安打しており2試合で7打数6安打2打点を記録、本人は「調子は良くないですけど、まずまずです」と話し、ホームランが出ていない事からしっくりきていないようだが、頼れる5番打者として本戦でも活躍が期待される。

 またこの日は前日サードで出場していた内田選手をDHにし、遊撃手だった渡辺諒選手をサードに、セカンドだった浦和学院・竹村春樹選手を遊撃手とし、DHだった日大山形の奥村展征選手をセカンドに入れた。渡辺選手はプロも認める守備力があり、安定した守備の竹村選手、甲子園でも好プレーを見せた奥村選手で内野を固めてきた。

 昨年は北條史也選手のエラーなどで崩れた試合もあったため守備が重要になる。この3人の働きは重要になってくる。

   
(中右) 吉田雄人 4 1 0
(遊) 竹村春樹 3 1 0
熊谷敬宥 1 0 0
(捕) 森友哉 3 1 0
若月健矢 1 0 0
(一) 園部聡 5 2 0
(指) 内田靖人 4 3 1
(三) 渡辺諒 4 1 1
(二遊) 奥村展征 3 1 0
(左) 森龍馬 3 0 0
上林誠知 1 0 0
(右) 岩重章仁 2 0 0
打左 逸崎友誠 1 0 0

 

 高校日本代表の4番・園部聡(聖光学院3年)、5番・内田靖人(常総学院3年)が27日、西宮・関学大での練習試合に出場、2人で5安打をマークした。  初回1死一塁。園部が右前安打で一、三塁とチャンスを広げると、内田が中前へ先制タイムリー。8回には先頭の園部が中前安打、内田も左前安打で一、三塁として、渡辺諒(東海大甲府3年)の右翼線二塁打で加点した。

 園部と内田はともに福島・いわき市出身。中学時代に選抜チームの「いわき松風クラブ」でプレー、当時は内田が4番、園部が5番を務めていた。3年の時を経てジャパンのクリーンアップを務めることになり、内田は「また一緒にプレーできるのはうれしい」と喜んだ。

 信頼関係も厚い。園部は「いつも自分が打たなくても、アイツが打ってくれるので心強い」と言う。この2日間の練習試合で園部はソロ本塁打を含め、9打数3安打1打点、内田は7打数6安打2打点と見事に高校ジャパンの中軸を担っている。

 「5番・DH」で先発出場し、初回2死一、三塁から中前へ先制適時打を放つと、6回には左中間二塁打、8回には左前打を放った。26日の関大戦から通算7打数6安打2打点の猛打にも、内田は「調子は良くないですけど、まずまずです」と振り返った。3番・森友哉も初回に左前打を放つなど2試合で計7打数3安打2打点。4番・園部も9打数3安打1打点とクリーンアップは好調を持続している。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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