18Uワールドカップ、吉田雄人選手が2安打、園部聡選手が2打点、第1ラウンド打撃成績

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 18Uワールドカップ、カナダ戦は4点差を逆転勝利し、打線でも光る活躍を見せた。

 1-5となった3回、2アウト満塁の場面で5番・園部聡選手がレフト前に2点タイムリーヒットを放った。18打数4安打で打率.222ながらもしっかりしたスイングができており、引っ張って強い打球を打てている。この打撃を続けて欲しい。また1番の吉田雄人選手は3打数2安打でチャンスを作った。

 4番の内田靖人選手は3打数0安打だったが、四球で出塁して2塁まで進むと、相手内野手のエラーの間にセカンドから一気にホームインするなど、チームの勝利に貢献するプレーを随所に見せた。4番を打ち19打数4安打で打率.211だが、3番・森友哉選手を敬遠したくないような雰囲気を持っている。調子が良くなくても4番打者だ。

 竹村春樹選手が走塁で右足を痛めて病院に運ばれた。MRIでは異常なしと言う事でひと安心だが出場は微妙な状況。ただし、日本には奥村展征選手や渡辺諒選手、熊谷敬宥選手、逸崎友誠選手などがいる。打撃でも若月健矢選手や岩重章仁選手、上林誠知選手も控える。層の厚さで第2ラウンドを勝ち抜きたい。

選手 打数 安打 打点 本塁打 打率
森友哉 17 9 12 1 .529
森龍馬 14 6 3 0 .429
吉田雄人 15 6 3 0 .400
竹村春樹 10 4 4 0 .400
渡辺諒 18 6 2 0 .333
奥村展征 16 5 2 0 .313
園部聡 18 4 4 0 .222
内田靖人 19 4 2 0 .211

 

  内角に切れ込むスライダーを逃さなかった。1―5と4点を追う3回2死満塁。2球目の121キロを左前に運んだ。これで2者が生還。「1試合目(1日の台湾戦)から、いい感覚でバットが振れています」。逆転勝利へと導く大きな一打だった。

 普段の試合とは違う木製バットの対策として上からたたきつけ、低いライナー性の打球を心掛けているという“右の大砲”。「走者を残さない、という気持ちだった」と思い通りの打撃に声を弾ませた。

 28日に台湾入りしてから、開幕が雨のため2日間もずれた。狭い室内の練習で時間も限られるなか、体重は96キロまで増えた。食事を野菜中心に切り替え、就寝前には体幹トレーニングを多めに実行。「キレを出すトレーニングも増やしたので、94キロまで戻りました」と、5日からの2次Rへ万全だ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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