北海道日本ハム・大谷翔平投手、東北楽天・田中将大投手に勝てず

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 北海道日本ハム・大谷翔平投手が東北楽天の田中将大投手の20連勝を阻止すべくマウンドに上った。

 大谷投手は3回まで3安打とランナーを許すものの155km/hのストレートで三振を奪うなど、力のある球を見せていた。逆に田中将大投手は2回にホームラン、4回に3連打で1失点し2-0で勝ちへの意識が強まっていく。

 しかし4回、左足の膝に打球を受けて一度マウンドを降りる。再びマウンドに登り4回は抑えたものの、5回に2四死球とヒットでピンチを背負い、2点タイムリーヒットを打たれて同点に追いつかれた。大谷投手は5回で同点の状態で降板し、勝ちも負けもつかなかった。田中将大投手は完投し今季20連勝を飾った。

 試合後に大谷投手は「何とか勝ちたかったです。」と悔しさをにじませた。日本のプロ野球ではこれが最後の投げ合いになるかもしれない。もう少し自分の投球を見せたかったところだろう。エースの系譜は受け継ぐ事ができたか。その答えは来年以降に出る。

負けなかった大谷…されどマー君に勝てず  - ニッカンスポーツ・コム:2013/9/7

  勝利投手の権利まで、あとアウト2つ。尊敬する球界の先輩を苦しめたが、あと1歩が遠かった。

 序盤は走っていた直球が、シュート回転するようになった。2点リードの5回1死二、三塁。楽天藤田への2球目、145キロのまっすぐも、スライドしながら中へと入った。「(投球が)甘かったですね。先制点を取っていい流れだったし、そのまま行きたかった…」。中前へとはじき返され、試合は振り出しに戻った。5回5安打2失点で降板した。

 4回に見舞われた不運。大谷は報道陣に対し、2度同じ言葉を並べた。「大丈夫でした」。絶対に言い訳はしないが、影響はあった。マギーの打球が、右手小指付近をかすめ、そのまま左膝の内側に当たった。いったんベンチ裏に下がり、患部の状態を確認した。約3分後、再び戦いの場所へ。島内、松井は打ち取ったが、制球は乱れ、ともにフルカウントまで持ち込まれた。マスクをかぶった近藤は「(打球が当たった後)ふける(浮く)ボールが増えた」と証言した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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