東邦の1年生・藤嶋健人投手が甲子園で勝利、プロのスカウトも続々好評価

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 東邦vs日南学園の試合では東邦の1年生・藤嶋健人投手が甲子園にデビューした。最速142km/hを記録し勝利を挙げた。

力投エース

 立ち上がりは制球が定まらず先頭打者に四球を与え、さすがに緊張を隠せなかった。その後2安打を許し何とか無失点に抑えたものの、2回も1アウト満塁のピンチを背負う。そこで藤嶋投手のギアが入る。声を挙げながら最速142km/hのストレートを投げて打ち取ると、続く打者はインコースにストレートを投げ見逃し三振を奪った。

 また打撃でも8回には2ベースヒットを放つなど4打数2安打を記録、強気のストレートと大きな変化球は今後が非常に楽しみな選手で、プロのスカウトも早くも期待感を示している。

 巨人の山下哲治スカウト部長は「度胸がある。甲子園の初戦で普通あんなに堂々と投げられない。打撃センスや体格も良いものを持っている。」と話すと、北海道日本ハムの山田正雄GMも「フォームが良いしボールの切れが素晴らしい。打撃の方も力があるから将来楽しみ。」と話した。

 またオリックスの中川隆治チーフスカウトも「面白い存在。センスがある。打撃も良さそう。」と話と、横浜DeNA・吉田孝司スカウト部長も「甲子園で1年生であれだけ投げられれば大したもの。楽しみだね。」と話した。

 投球と共に打撃でもスカウトの目を引いた。今大会、そしてこれから3年間、注目され続ける選手となるのは間違いない。

 ▼巨人・山下哲治スカウト部長 度胸がある。甲子園の初戦で、普通あんなに堂々と投げられない。打撃センスや体格も良いものを持っている。

 ▼日本ハム・山田正雄GM フォームが良いしボールの切れが素晴らしい。打撃の方も力があるから将来楽しみ。

 ▼オリックス・中川隆治チーフスカウト 面白い存在。センスがある。打撃も良さそう。

 ▼DeNA・吉田孝司スカウト部部長 甲子園で1年生であれだけ投げられれば大したもの。楽しみだね。

 ギアを上げる。勝負だ。大事な場面でこの日最速となる142キロをマーク。勢いのまま直球で三塁ゴロに封じた。2死からは140キロの直球で強気に打者の内角を突き、見逃し三振に斬った。5回には3点を失ったが、8回を9安打3失点。堂々の甲子園デビューを飾った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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