秋季高校野球・近江高校が滋賀大会で優勝、2球団のスカウト視察

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 秋季高校野球滋賀大会では近江高校が北大津を3-1でやぶり優勝した。甲子園で好投した2年生・小川良憲投手に、阪神、東北楽天の2球団のスカウトが注目をしている。

145km/h右腕

 近江の小川良憲投手は、夏の甲子園で鳴門高校戦で9安打3奪三振で完封し、3回戦の聖光学院戦でも8回まで無失点に抑えた。スリークォーターから球速は145km/hを記録し、17回1/3を投げて被安打18、三振は6つしかなかったが、インコース、アウトコースに制球して粘り強く投げるスタイルが特徴。

 この日も10安打を許しながら1失点に抑えて勝利し、小川投手らしい投球を見せた。「尻上がりに良くなった。近畿大会も優勝し神宮へ行きたい」と、再び全国大会に出場することを目標とした。

 

プロも注目

 145km/hの速球を持ちながらバシバシと三振を奪うタイプではない。しかし制球力や球持ちの良さは甲子園で証明し、プロも来年のドラフトに向けて上位候補として注目をしているとみられる。

 この日は阪神、東北楽天の2球団のスカウトが訪れたようで、東北楽天・愛敬スカウトは「投げ方もいいし来年が楽しみ」と評価した。

 今のままの投球を続けることができればドラフト上位で指名される投手だと思う。そしてこの冬に三振を奪えるような球威や決め球を習得し、三振を奪える投手になればドラフト1位も見えてくる。来年のドラフト会議で外す事の出来ない注目選手の一人だ。

  来秋のドラフト候補に挙がる近江の小川良憲(2年)が、10安打を浴びながら存在感を示した。初回の1失点のみに踏ん張り「尻上がりに良くなった。近畿大会も優勝し神宮へ行きたい」と先を見据えた。今夏の甲子園で17回1/3を2失点と好投した最速145キロ右腕を目当てに、阪神、楽天の2球団が視察。楽天・愛敬スカウトは「投げ方もいいし来年が楽しみ」と評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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