トライアウト出場選手に各球団が接触

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 第1回目のトライアウトが終わり、各球団が動きを見せた。横浜DeNAはトライアウトで145km/hを記録して好投した元オリックスの東野峻投手の獲得が決定的となった。

東野峻選手は横浜DeNA

 トライアウトでストレートは常時140km/h台を記録し、2つの四死球を与えたものの2三振を奪った東野峻選手に対し横浜DeNAがすぐにオファーを出して年俸1200万円を提示、東野投手も「横浜にお世話になりたい」と関係者に話しているといい、獲得が決定的となった。

 

その他の選手

 広島は前日本ハムの佐藤祥万投手と契約することが決まったと発表した。トライアウトでは1安打1四球で最速142km/hも、左からの角度のある球に広島はシーズン中から注目していたという。川端編成グループ長は「左打者の内角に投げられる。外へのスライダーもチェンジアップもいい」と評価した。

 中日は前オリックスの八木智哉投手を獲得するとのこと。八木選手は2005年に希望枠で日本ハムに入り、1年目に12勝を挙げて新人王を獲得している。

 また福岡ソフトバンクは前横浜DeNAの北方悠誠投手の入団テストを秋季キャンプで行うと発表した。北方投手は2011年にドラフト1位で横浜DeNAに指名され、昨年秋はウインターリーグで153km/hの速球を投げていた。しかし、制球が悪く打者に死球を与えるなどし、克服しようとサイドスローに転向したものの今度は球速は130km/h台しか出なくなった。

 トライアウトでも最速は139km/h、2つの四球に大暴投を見せるなど不安定だったが、まだプロ3年目の20歳の投手で、1年前は剛速球を投げていた投手でもあり、地元福岡ソフトバンクが可能性を試す。

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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