敦賀気比・平沼翔太投手、5回1/3で5失点も敦賀気比逆転勝利

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 明治神宮大会高校の部、敦賀気比vs英明の試合はプロのスカウトが注目する投手同士の先発となった。

敦賀気比・平沼翔太投手

 敦賀気比・平沼翔太投手はこの夏の甲子園で最速144km/hの速球とスライダーでベスト4まで勝ち進んだエース、プロのスカウトも注目している。

 この日は4回までは無失点に抑えたものの、右足の皮がめくれ5回に2失点、6回にもピンチを作りファーストに退いた。リリーフで期待の188cmの1年生・山崎颯一郎投手が登板、ヒットと外野手がもたつく間に2点を失ったが、その失点だけに抑えると、2回2/3を4安打4奪三振1失点とまずまずの投球を見せる。

 そして9回には再び平沼投手がマウンドに上ると3人で抑えた。

 

英明・田中寛大投手

 英明の田中寛大投手は、ライアン投法の左腕で141km/hの速球とチェンジアップが魅力の投手、しかしこの日は夏の甲子園ベスト4の敦賀気比打線に初回から2点を奪われた。その後5回までは無失点に抑えたものの、チームが勝ち越した6回裏に再びピンチから失点を重ね、5回2/3を11安打自責点5で降板した。

 英明では圖子優人選手が5回に同点に追いつくホームランを放ち、長打力を見せた。

 両投手とも目を見張るような好投という事ではなかったものの、来年の成長を期待できるピッチングだった。

 夏の甲子園4強の立役者となった最速144キロ右腕・平沼は5回1/3を4失点で一塁守備へ。9回に再びマウンドへ上がり、3者凡退に抑えた。4番としては初回に左翼線適時二塁打を放ち、「(投打の)両方で引っ張っていきたい。春の甲子園では150キロを出したい」と意気込んだ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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