中日ドラフト1位・野村亮介投手、投げたら評価も

中日ルーキーニュース

 合同自主トレでまだブルペン入りしていなかったドラフト1位ルーキーの野村亮介投手が、ブルペンで34球の投球を行うと、周囲の評価もアップした。

記事に差も

 野村投手はこの日の1軍合同自主トレで、大トリとなるブルペンでの登板を行い、全てストレートで34球を投げた。「フォーム的にも何球かいいボールがあった」と手ごたえを見せていた。

 前日までブルペン入りせずに友利コーチも苦言を見せていたが、中日スポーツでは、この日のピッチングを見た森ヘッドコーチが、「高めの球は空振りとれる球威がある」と評価し、オープン戦開幕の2月21日デビューの可能性も示したと伝えた。

 ただし、スポーツ報知では森コーチの「体が出来ていないのに投げたら故障につながる」というコメントを載せ、当初予定されていた2月14日の韓国サムスンとの練習試合から遅れると伝えている。

 

新人選手の入り方

 周囲的には野村投手の体の仕上がりが予定よりも1週間ほど遅れているとみているようだ。開幕までの調整はいろいろな考え方がある。中日の場合は落合GMが監督時に2月1日には実戦ができるくらいに仕上げる方針だった。

 ただし新人などはアピールで力が入り、故障してしまったり、開幕までに疲れてしまったりという事もあり、北海道日本ハムや東京ヤクルトなどは新人は全員2軍キャンプスタートとしている。

 プロに入ると新人選手には、コーチ陣やOB,それにマスコミなどがいろいろなアドバイスや意見を伝える。それを聞きすぎて混乱するする新人もおり、野村投手のマイペース調整に信念があるのならば、それを貫いてほしい。結果が全てを言う。

 中日のドラフト1位・野村亮介投手(21)=三菱日立パワーシステムズ横浜=が29日、沖縄・北谷町の1軍合同自主トレで初めてブルペンに入り、捕手を座らせて34球を投げた。「暖かいから名古屋に比べて腕も振れる。フォーム的にもいいし、いい球を何球も投げられた」と、キャンプインに向け手応えをつかんだ様子だった。

あるぞ2・21デビュー 1位野村 中日スポーツ 2015/1/30

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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