福岡大・本多裕哉投手が2安打完封、九州六大学、福岡六大学で投手好投

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 九州六大学リーグでは福岡大の本多裕哉投手が九州大を相手に2安打完封で勝利した。また九州共立大は3年生の188cm右腕・岩本喜照投手が勝利投手となった。

粘りの投球サイドスロー

 福岡大の本多裕哉投手は182cmのサイドスロー、球速は最速でも140km/hだが抜群のコントロールがあり、昨年秋は25イニング無失点を記録して3勝を上げると、この日も九州大を2安打に抑えて完封勝利を挙げた。ストレートが走っていないと見るとスライダーを中心に組み立てた。

 佐賀県の鹿島高という野球ではそれほど有名ではない高校から福岡大へと進学し、活躍を見せているサイドスロー投手。すぐにドラフトにという事は難しいかもしれないが、変則投手という事もあり可能性は無くはない。また社会人などでも需要があり、これからも野球を続ける環境に恵まれると思う。どんな形で結果を残していくのか楽しみだ。

 

九共大・岩本投手など好投

 また福岡六大学リーグでは3試合が行われ、九州共立大は初戦にリリーフとして4回2安打無失点と好投した岩本喜照投手が先発すると、6回を3安打1失点と好投し2試合続けての勝利投手となった。

 福岡工業大vs日本経済大では、福岡工大の土屋直人投手が9回2安打1失点で完投勝利を上げた。165cmのサウスポーで最速143km/hを記録する。また九州産業大は3年生の温水賀一投手が6回4安打1失点と好投した。都城商業出身の投手で最速は144km/h、低めのコントロールと変化球で高校時にもドラフト候補に名前が挙がっている。

2015年度-九州六大学リーグのドラフト候補リスト

2015年度-福岡六大学リーグのドラフト候補リスト

福大・本多2安打完封 西日本スポーツ紙面 2015/4/15

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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