進化の長距離砲、早稲田大・茂木栄五郎選手は3冠王狙う

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早稲田大の茂木栄五郎選手はプロ入り後の目標について「3冠王を狙いたい」と話した。今年春のキャンプでつかんだ打撃は進化を続ける。

打撃の進化

茂木栄五郎選手はもともとは右打ちだったが、体が大きくなかった事もあり、武蔵府中シニアでは足を生かすため左打ちの練習を始めると、桐蔭学園では土屋監督に勧められ左打ち一本となった。

早稲田大学では1年春に三塁打3本、10打点を挙げるなどサードのレギュラーとして活躍、3年生春に2本塁打を放つなど長打力も出てくると、今年春は5本塁打を記録した。その前のキャンプで埼玉西武の中村剛也選手や横浜DeNAの筒香嘉智選手など長距離打者のフォームを参考に打撃フォームを一から作り直したという。練習では高橋監督も驚きを見せるほどの飛距離を見せるという。

 

プロでも進化できる

172cm76kgの左打者というと、巧打者タイプで足の速い選手というイメージを持つ。指導者もそのような選手になるように勧める。しかし茂木選手は、右打者から左打者、そして長距離打者へと努力で成長をしてきた。内野手としてもサードのほかにセカンドもこなせるという対応力と努力を続けられる力がある。

プロでも自分と周りを分析して自分のポジションを見つけ、それに向かって努力できる選手となりそうだ。茂木選手は「3冠王を狙いたい」と話しているが、その目標に向けても努力できる選手だろう。イメージを払拭するスラッガー選手としての姿を期待したい。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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