埼玉西武ドラフト6位ルーキー・田村伊知郎投手が秋山選手を空振り三振

埼玉西武ルーキーニュース

埼玉西武のドラフト6位ルーキー・田村伊知郎投手がこの日シート打撃に登板し、打者10人をノーヒット、WBC代表の安打製造機・秋山選手に対しては直球勝負し、内角低めの144キロで見事に空振り三振を奪った。

ドラフト6位

田村伊知郎投手は報徳学園の1年時から伸びあがるストレートなどが注目され、立教大では主にリリーフとして結果を残し、大学4年時は侍ジャパン大学代表の抑えのエースとして、日米大学野球では1戦目は1回無安打無失点、2戦目は2イニングを無安打無失点とパーフェクトに抑えた。5戦目は6回途中からの早めの登板で3回3安打1失点も4つの三振を奪い、2013年の日米大学野球でMVPに輝いた山崎康晃投手クラスの活躍を見せていた。

リーグ戦では先発として起用されるが、長いイニングではそこそこの投球で4年秋も6試合に先発、早稲田大戦では11三振を奪い勝利を挙げているが、4勝のうち2勝はリリーフ登板で挙げたもので、リリーフで登板すると145キロ前後のストレートとフォークボールの威力が増す。

この日は打者10人をノーヒットに抑え3つの三振を奪った。まだこの時期とはいえ、WBCに向けて仕上げている安打製造機の秋山選手から、インコースストレートで三振を奪った事は非常に大きい。

ドラフト会議では3位あたりで指名されてもおかしくないと思ったが6位での指名となり、西武にとってはラッキーな獲得だったかもしれない。先発候補としても期待されているようだが、どのポジションで起用されるか、そして大学時代からの上乗せなど、これからの実戦登板が非常に楽しみ。

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シート打撃で打者10人に対して無安打、3奪三振と好投。WBC日本代表に選出されている秋山には直球勝負で挑み、最後はこの日最速、内角低めの144キロで空振り三振に仕留めて開幕1軍をアピールした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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