横浜商大の左腕・渡辺佑樹投手と強打の1番・佐藤広之選手に、中日、巨人、ロッテが注目

中日ドラフトニュース大学野球ドラフトニュース千葉ロッテドラフトニュース2017年ドラフトニュース巨人ドラフトニュース

横浜商大の143キロ左腕・渡辺佑樹投手が、日大とのオープン戦で先発し、この時期では珍しく9回を完投、5安打3失点で勝利した。強打の1番バッター・佐藤広之選手もホームランを放った。この試合には中日、巨人、千葉ロッテの3球団のスカウトが視察に訪れた。

反省も

渡辺投手は富士学苑高校出身の左腕投手で球速は143キロ、しかし182cmの身長がある左腕でポテンシャルを評価されている。

この日は先発すると最速は137キロ、初回に三者連続四球を与えるなど立ち上がりに苦しんだ。何とか3失点に粘って完投し5-3で勝利したものの、「制球が悪かったので甘い球での一発は避けた。立ち上がりと制球が課題」と話した。

渡辺投手の注目度は高い。この試合には巨人・井上チーフスカウト、福王東日本統括スカウト主任、中日・石井チーフスカウト、ロッテ・井辺スカウトの3球団のスカウトが視察に訪れ、中日の石井チーフスカウトは「悪いなりに両サイドに逃げる球をうまく使っていた」と話し、「貴重な左腕、制球を磨けば上位候補にもなる」と高い評価だった。

佐藤選手は手応え

また横浜商大は外野手の佐藤広之選手も注目されている。佐藤選手は186cm82kgの体があり、高校通算27本塁打の長打力もありながら俊足強肩のアスリート選手で、横浜創学館時代は、ウィットロウ・デシャーン・広之選手として注目された。

この日は1番センターとして出場すると3回に右中間にソロホームランを放ち長打力をアピールすると、3つの四球を選び1番バッターとして選球眼の良さでもアピールした。

3球団のスカウトが佐藤選手をどのように評価したのか楽しみだ。

2017年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト

横浜商科大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

それでも中日・石井昭男スカウトは「貴重な左腕。制球を磨けば上位候補にもなれる」と評価した。

巨人・井上チーフスカウト、福王東日本統括スカウト主任、中日・石井チーフスカウト、ロッテ・井辺スカウトが視察した。

中日・石井チーフスカウトは「悪いなりに両サイドに逃げる球をうまく使っていた」と評価した。

「ワンバンも振らなくなってきた。手応えはある」。この日は3四球を選び、選球眼の進化も見せた。視察に訪れたプロ3球団のスカウトの前で絶好のアピールとなった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント