4月1日開幕・関甲新リーグに快足注目選手、上武大・島田海吏選手

大学野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

センバツは今日準決勝、明日決勝が行われ、明日からはプロ野球が開幕する。また大学野球も多くのリーグが4月1日に開幕しそれぞれ球春を告げる。多くのプロ野球選手を輩出する関甲新リーグには、今年もプロから注目される選手がいる。

快足韋駄天

上武大の島田海吏選手は中学時代に陸上部から誘われて大会に出場すると、3年生の時に100mで熊本1位となりジュニアオリンピックに出場、桐生祥秀選手と予選で走り勝った事もある。「予選で勝ちましたがケガをしていたと聞きました」と島田選手は話す。

その後、九州学院に進むと2年生の春に甲子園に出場したが、大阪桐蔭の藤浪晋太郎投手に3打数ノーヒット、「打てませんでしたが、これがプロに行く人の球なんだと思った」と感じた。

そして上武大に進むと自慢の足とともに、3年春には打率.469でリーグの首位打者に輝き、侍ジャパン大学代表にも選ばれ日米大学野球を戦った。しかしそこで再び高い壁に当たる。島田選手は5試合中4試合に2番レフトで出場したが、代打で出場した1試合も含めて12打数でノーヒットに終わる。それで調子を崩したのか秋のリーグ戦でも結果が振るわなかった。

それでも日米野球では2番として四球で出塁するなどの役割を見せた。そしてオフには筋力トレーニングを行い打撃力のアップを図った。プロで自慢の快足を見せるための打力アップに成功し、この春に結果を残せれば、秋のドラフト会議で指名される可能性が高くなる。

その他の選手

上武大では下級生の時からセカンドで出場し、柔らかいバッティングでヒットを量産している鳥巣誉議選手と、ショートで大学屈指の守備力を見せる小豆澤誠選手、投手でも安定感ある投球を見せる宮川哲投手は最速149キロを投げ、184cm96kgの左腕・霍本拓哉投手も将来性を感じさせる。

昨年、ドラフト1位、2位の選手を出した白鴎大は今村曉人投手が148キロの勢いの良い球を投げる。しかし制球力の課題がまだ克服できておらず、4年でどのように化けるか。

2017年度-関甲新学生リーグのドラフト候補リスト

九州学院で2年春に甲子園に出場。大阪桐蔭の藤浪(現阪神)と対戦し3打席で送りバント1本でノーヒット。「打てませんでしたが、これがプロに行く人の球なんだと思った」。トップレベルの球を打つために、バッティングも鍛え、昨春は4割6分9厘でリーグ首位打者。大学ジャパンにも選ばれた。秋はマークされて打てなかったが、打力がアップすれば、プロの評価も上がる。オフの筋力トレーニングで下半身も徹底的に鍛え、体重も増えた。

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