横浜商大・渡辺佑樹投手が4安打完封、中日スカウト評価

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神奈川大学リーグでは横浜商大のエースでプロ注目左腕の渡辺佑樹投手が今シーズン初完封勝利を挙げた。視察した中日スカウトが評価をしている。

腰の張りで

渡辺佑樹投手は183cmの長身左腕投手で、先輩の岩貞祐太投手に匹敵する投手として注目されている。ただし球速は最速が143キロ、試合では130キロ後半の球と、ツーシーム、チェンジアップといった球で打たせて取るピッチングをする。

1月の初練習や2月のオープン戦には中日、巨人、千葉ロッテなどのスカウトが訪れプロからの注目度は高かったが、リーグ戦開幕前に腰の張りを訴え、ここまで3試合に登板しているものの結果が出せていなかった。

この日は神奈川工大を9回4安打完封し、今季初勝利を完封で飾った。「今日もまっすぐは走っていないのはわかっていたので、変化球を多くした」と話し、ストレートの調子がまだまだのようだが、変化球中心に組み立てた投球で勝利を挙げた。

中日スカウト注目

この日は中日の石井スカウトが視察に訪れ、「変化球は良かった。あとはストレート」と話した。やはりまだ物足りないものだったようだ。しかし石井スカウトはオープン戦でも渡辺投手を視察しており、マークをしている様子。

中日はエース格の大野投手や、小笠原慎之介投手などの左腕投手がいるが、さらに左を厚くするため左腕投手の獲得を狙っている。今年はJR東日本の田嶋大樹投手や東大の宮台康平投手など、左投手で注目されている選手が比較的多い。

渡辺投手もプロからの注目が続くうちに、まずはストレートの調子を上げてゆきたい。

2017年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト

左腕・渡辺 神奈川工大を完封 西日本スポーツ紙面 2017/4/18
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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