東京六大学リーグでは、慶応大の2年生・郡司裕也選手が、今季3号ホームランを放ち、リードでも完封勝利に貢献した。
2019年ドラフト1位候補
郡司裕也選手は、仙台育英時代に平沢大河選手と主軸を打ち、佐藤世那投手などと共に甲子園や侍ジャパンU18代表などで活躍を見せた。プロからもかなり注目されたが、プロ志望はせずに慶応大に進学をしていた。
慶大では1年生春のリーグ戦から出場すると、秋には正捕手として12試合に出場し、レギュラーを獲得した。そして今季はチームの大黒柱として投手陣をリードすると、打撃でも5番を打ち3本塁打11打点、打率も.359となっている。
優勝を争うチームは、この日の大事な明治大戦で、郡司選手は2回にホームランを放つと、3年生の菊地恭志郎投手をリードし、6安打完封勝利に導いた。郡司選手はこの日は2安打3打点1本塁打の活躍だった。
このまま成長を続ければ、2019年には実績・能力とも十分、ドラフト1位指名を満たす選手となりそうだ。慶大のスターとして注目されるだろう。プロで待つ平沢選手、佐藤投手などに4年間でさらに成長した郡司選手を見せたい。
今秋ドラフト候補の4番・岩見が4打数無安打に倒れる中、決勝弾を放った郡司は「岩見さんが打てなかった時に存在感を出したい。今日はいい仕事ができた」と2安打3得点の活躍に胸を張った。
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