高校野球西東京大会では日大三が国学院久我山と対戦し、11-8で勝利した。先発した櫻井周斗投手が自己最速となる149キロを記録した。
5失点反省も
この日の櫻井周斗投手は初回、2アウト2,3塁のピンチを背負うと、一塁手・金成麗生選手のエラーで2点を許した。その後も5つの四球を与えるなど7回にも2失点、そして9回も先頭打者に四球を与えて一度はマウンドを降り外野に回ったが、後続が3点差まで迫られると再び登板し、何とか抑えきった。
それでもこの日は北海道日本ハムスカウトのスピードガンで149キロを記録し、中盤は得意のスライダーが冴えて13個の三振を奪った。「初回は力んだが、2回からはうまく力が抜けてスライダーが切れた」と話す。
この試合を視察した広島・苑田スカウト統括部長は「相変わらずスライダーは良い」と話し、昨年秋に清宮選手から5三振を奪ったスライダーが戻ってきていることを確認した。
打撃では3番を打った櫻井選手が6打数2安打1打点、4番の金成選手も3打数2安打2打点の活躍を見せていた。
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5四球と課題を残したが、広島の苑田聡彦スカウト統括部長は「相変わらずスライダーは良い」と評価。
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