国体は広陵が優勝、中村奨成捕手がドラフト1位でプロへ

高校野球ドラフトニュース2017年ドラフトニュース

国体高校野球は準決勝と決勝が行われ、決勝戦では広陵が大阪桐蔭に7-4で勝利し、大会初優勝を飾った。中村奨成選手も全国初制覇。

強肩で流れを渡さず

広陵の中村奨成選手はこの日、U18代表でチームメイトとして共に戦った徳山壮磨と対戦し、3打数1安打だったが2つの三振を喫して「完敗っすね」と負けを認めた。しかし5回、チームが5-4と勝ち越した後に先頭バッターを四球で出してしまったが、二盗を強肩で刺し、「あれで流れを断ち切ることができた」と、会心のプレーを見せた。

結局その後、大阪桐蔭は得点を奪う事ができず、中村選手は高校最後の全国大会で優勝をした。。「夏のリベンジと思って戦ってきた。一番の宝物になります」と話し、中井監督を胴上げした。

ドラフトでの指名を待つ

既にプロ志望届も提出しており、高校最後の公式戦も終わって、いよいよドラフト会議を待つ。「指名していただけるのかドキドキします。どこのチームでもいいのですが、1位で指名していただけるイメージを持って」と話し、「またみんなに胴上げしてもらえたら」と話した。

夏の甲子園大会新となる6本塁打、U18での打撃の不振、そして国体での優勝、いろいろなものを手土産に、中村選手がプロへと飛び立つ。

2017年度-高校生捕手のドラフト候補リスト

今後は後輩と練習しながら、26日のドラフト会議を待つ。「今のままでは高校で通用しても、上(プロ)では通用しない。人間的にも技術的にもレベルアップしたい」。今夏の甲子園では1大会個人新記録となる6本塁打を放ち、一気にドラ1候補となったが、さらなる成長を目指す。

 ドラフト会議前日の25日はプラス思考のまま就寝するつもりだ。「どこでもいいので1位で指名していただいて、また仲間に胴上げしてもらうのをイメージしたい」。中村は笑顔のまま高校野球生活に一区切りを付けた。

11月に広島商との定期戦を残すが、高校最後の大会を最高の形で締めくくった。「指名していただけるのかドキドキします。どこのチームでもいいのですが、1位で指名していただけるイメージを持って(ドラフト前日は)寝ます。またみんなに胴上げしてもらえたら」――。

 「肩は上でも通用すると思っている」と強肩に絶対的な自信を持つが、現状には満足しない。「(盗塁阻止は)100%を目指して、練習から精度を大事にしていく」と、プロの世界でも高い目標を掲げるつもりだ。広島などが1位候補に挙げている。「1位で指名されて皆に胴上げしてもらう、最高の形をイメージして迎えたい」と期待に胸を膨らませた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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