大阪桐蔭・横川凱投手が完封勝利、柿木蓮投手は6回2安打6奪三振無失点

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大阪桐蔭は沖縄県で招待試合2試合を戦い、柿木蓮投手が美里工戦で6回2安打無失点、横川凱投手がコザ戦で9回2安打9奪三振で完封した。

今年もきっちりローテーション

この日の沖縄市招待試合では、1戦目に美里工と対戦し、プロ注目の柿木蓮投手が登板すると、6回までを2安打6奪三振に抑える好投を見せた。初回に2つの三振を奪って三者凡退に抑えると、中川卓也選手のホームランが飛び出し、2回はヒットを打たれたものの落ち着いて併殺を奪った。

5回には先頭に死球を与え、ヒットと盗塁で2アウト2,3塁としたものの、ピンチになるとエンジンをかけ、後続を断った。柿木投手らしいピッチングといえる。

本気を出せば昨年夏の甲子園のように圧倒する投球を見せるが、秋からはメリハリをつけているような印象を受け、120キロ台で勝負をする場面もあったりする。この春は、楽に140キロを投げ、ピンチに150キロ台で圧倒するような、さらに上のピッチングを期待したい。

また、2戦目は長身左腕の横川凱投手が登板すると、しっかりと仕上がった投球を見せた。試合はコザの宮崎投手、護得久投手の120キロ台の投球に苦戦し、2回に横川投手自身の内野ゴロの間に奪った1点のみ、1-0のまま9回を迎えたが、9回に2つの三振を奪うなどこちらも気合の投球を見せ、完封勝利を挙げた。9回2安打9奪三振という内容だった。

ブレークすれば一気に評価を上げそうな長身左腕の横川投手、昨年までは球速は140キロを下回ることが多かったが、角度もあり、インコースへエグいボールを投げる投手。常時140キロに乗せてくれば、ドラフト1位で間違いないと思える投手だと思う。

招待試合はこの日も2試合が行われる予定で、昨年同様にローテーションから行くと根尾投手が先発しそうで、柿木投手は連投の練習という事になりそうだ。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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