谷田成吾選手がJX-ENEOSを退社、アメリカ・トライアウト受験

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高校時代に70本以上のホームランを放ち、慶応大でも15本塁打を打った谷田成吾選手が、2年間プレーしたJX-ENEOSを退社し、アメリカに挑戦をする。

退社の意志伝える

谷田成吾選手は1週間前に慶応大の大久保監督に退社しアメリカ挑戦の意志を伝えた。大久保監督からは、「最初はもったいないって言われましたけど、結局はお前が最後決めたことだから、頑張れと」励まされたという。

谷田成吾選手は慶応高校時代に76本塁打を打ち、慶応大でも東京六大学で15本本塁打、高橋由伸2世と注目された。しかし、大学4年時、そして社会人2年目となった昨年にドラフト会議で指名を待ったものの名前を呼ばれる事は無かった。

たしかに昨年もホームランは出るものの、もう一息というところでの活躍が見られず、高く評価される所まで入っていなかった印象で、今年社会人3年目でブレークする可能性もなくはないが、谷田選手はプロ入りに向けて自ら動いた。「どこでもいいのでマイナー契約ができたらいい。もう、そこから這い上がるだけというか、覚悟はできています。」と話し、「ダメだったら、それはその時に考えますし、やって後悔した方がいいと思っている」と心境を語った。

谷田選手はアメリカ時間の15日にア・リーグ西地区のトライアウトを受験し、フリー打撃や守備のテストを受けた。すぐに結果は伝えられなかったが、自らのプレーを紹介する映像を作成し、元マーリンズの選手、元レッドソックスのコーチら複数の大リーグ関係者を通じて、週明けには2球団に見てもらうという。

谷田選手の決断とテストを応援したい。子どものころからの夢を叶えて欲しい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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