東京六大学では明治大vs法政大の3回戦が行われ1回戦にまさかの6回7失点と大乱調だった明大・野村祐輔投手が先発すると、8安打を撃たれながらも10の三振を奪うピッチングで9回2失点、通産27勝目となる完投勝利を挙げた。三振数も329個となり昨年の北海道日本ハムドラフト1位・斎藤佑樹投手が早大でマークした323奪三振を越え、歴代9位の記録となった。
ちなみに歴代8位は多田野数人投手が立大で、秋山登投手が明大で記録した334個。歴代1位は和田毅投手(福岡ソフトバンク)が早大で記録した476個。明大では一場靖弘投手が379個を記録している。
この日もストレートは143kmと球が走らなかったがインコースを強気に攻めると変化球を沈めていくクレバーなピッチングを見せた。この投球内容にドラフト1位指名を公表している広島の苑田スカウト部長も「球は来てなかった。でもカバーする頭がある」と調子が悪いながらも結果を残せる安定感に高い評価をしていた。
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