151キロ高校生・引地秀一郎投手は16回無失点で中国大会へ

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プロが注目する151キロ右腕の倉敷商・引地秀一郎投手が、岡山大会で16回5安打無失点の成績を残し、中国大会に出場する。

準決勝で完封

引地秀一郎投手は最速151キロの速球を投げ、プロも注目する投手。しかし、これまでは制球に課題があるなど、短いイニングでの登板や、登板してもマウンドでコントロールに苦しみ、甘い球を痛打される場面も見られた。

しかしドラフト注目選手となった今年の春季岡山大会では、準々決勝の岡山商大戦で7回を投げて無失点に抑えると、準決勝の興譲館戦では完封勝利を挙げた。2試合16回を投げて打たれたヒットは5本のみの無失点という成績を残している。

決勝の関西戦では、疲労を考慮し、または夏に向けての事もあり登板は無かったが、チームの主戦として信頼を築いてきている。

高校生右腕では、大阪桐蔭の柿木蓮投手、根尾昂投手、埼玉栄の米倉貫太投手、明桜の山口航輝投手、明徳義塾の市川悠太投手などがいるが、球速はNO.1で潜在能力も含めて最も高い評価を受けて秋のドラフトを迎える可能性がある。

中国大会、そして夏の投球にプロからの熱視線を浴びる事になる。その中で素晴らしいピッチングを見せれば、ドラフト1位の声も出てくるかもしれない。

2018年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト
2018年度-高校生-岡山県のドラフト候補リスト

3年ぶり春の頂点は通過点に過ぎない。決勝こそブルペン待機で出番がなかった引地だが、間違いなく今大会優勝の立役者だ。準々決勝の岡山商大付戦で7回0封。準決勝・興譲館戦は完封勝利を収めた。計2試合の登板で許した安打はわずかに5本。圧巻の16回無失点で来月開幕の中国大会へ乗り込む。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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