大学代表合宿、辰己涼介選手2安打にソフトバンク「野手で1番」、佐藤輝明選手も糸井クラス

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侍ジャパン大学代表と三菱日立パワーシステムズの練習試合、野手では辰己涼介選手が2安打1得点、そして近大2年の佐藤輝明選手も期待が高まっている。

辰己選手2安打

立命館大4年の辰己涼介選手はこの日、初回に投手強襲ヒットを打つと、3回にはこの日、チームで唯一の長打となる左中間への2ベースヒットを打ち、その後ホームに生還した。「風が強かったので外野の頭を越すのは無理だと思ったので、レフト前に打つ意識でポイントを後ろに置いた」と話し、状況を判断しての冷静な打撃を見せた。

この活躍に視察したプロ8球団のスカウトのうち、福岡ソフトバンクの宮田善久スカウトは「タイミングが遅れても、押し込んでうまく反対方向に運べる。野手で1番でしょう」と、合宿に参加したメンバーだけでなく、大学生全体で野手NO.1と評価した。

今年のドラフトでは投手は大学生、野手は高校生という傾向だったが、辰己投手の評価がグングン上がっており、外野手では大阪桐蔭の藤原恭大選手か、辰己選手かという感じになってきている。

佐藤選手は糸井級

またこの日は5番で起用された近畿大2年の佐藤輝明選手は、この日はノーヒットに終わった。それでも「結果はでなかったが、自分のスイングができた」と話し、大きなスイングを見せていた。

佐藤選手について生田監督は「身体能力が高い。あれだけ大きくて50mを6秒で走れる選手はなかなかいない。ロングティーもほかの選手より10〜15mくらい飛ばす。末恐ろしい。」と驚きを隠さず、「近大・糸井クラスだと思う」と話した。

186cm87kgの佐藤選手、50m6.0秒の足と、大学1年で衝撃的なデビューを飾った長打力があり、2020年のドラフトの目玉になるとみられる。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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