横浜・及川雅貴投手は横浜創学館を3安打12奪三振完封

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こちらも来年のドラフトの超目玉、横浜高校の及川雅貴投手は、ストレートとスライダーの2種類で横浜創学館を完封した。

2種類で完封

最速152キロを投げる左腕の及川雅貴投手は、この日の横浜創学館戦で、変化球はスライダー以外は封印し、ストレートとスライダーの2種類のみで勝負をした。被安打はわずかに3安打のみ、12個の三振を奪って完封し、その実力の高さを見せつけた。

及川投手は世代NO.1投手として、大船渡の佐々木朗希投手などと競い合うような感じもあった。佐々木投手が150キロを記録すると及川投手も記録し、夏前までに152キロを記録していた。夏の神奈川大会や甲子園ではやや不調で、同学年の投手たちが自己最速を伸ばしていくるなかで、及川投手は甲子園でも最速は145キロにとどまった。

この日も球速で150キロなどは記録しなかったとみられるが、公式戦初完封を記録し、結果で佐々木投手に対抗する投球を見せた。「指のかかりがよかった。キレはよかった」とストレートもスライダーも球質には納得の表情を見せた。

及川投手は夏の甲子園で二段モーションを指摘された。そしてこの日も2回に二段モーションを指摘され、その後、「上げるのをゆっくりにしてやりました」と対応を見せた。高校野球では二段モーションの指摘が厳しかったり、けん制なども非常に厳格だが、U18などではその厳格さが逆効果となり苦しむ場面もある。その選手の特徴を奪う事にもなるため、この点は高野連の中でしっかりと議論をしてルールを決めてもらいたい。

次戦は東海大相模と対戦する。東海大相模も強力打線を形成しており、来年の神奈川を占う大一番となる。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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