福岡ソフトバンクのドラフト1位・甲斐野央投手が仮契約、リリーフで勝負する

大学野球ドラフトニュース福岡ソフトバンクドラフトニュース2018年ドラフトニュース

福岡ソフトバンクは、ドラフト1位で指名した東洋大の甲斐野央投手と、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で契約に合意した。プロでもリリーフとして勝負することを話した。

活躍できるポジションは中継ぎ、抑え

甲斐野央投手は185cmから最速159キロの速球を投げ、大学のリーグ戦ではリリーフで登板し、低めに変化球を織り交ぜて抑える投球を見せる。球威でバンバンと抑えていくタイプではなく、先発としてもできそうな感じもするが、甲斐野投手は「活躍できるポジションは中継ぎ、抑え。将来的に目指すところはそこだとおもう」と、リリーフエースとして投げる事を目標とした。

福岡ソフトバンクは、昨年はサファテ投手、今年は森投手が活躍するなど豪華なリリーフ陣がいる。今年はサファテ選手、岩崎投手が手術をして登板できなかったが来年には復帰をする見込みで、また今年リリーフで活躍した加治屋投手などもいる。

その中でソフトバンクは1位で甲斐野投手、2位でこちらもリリーフで投げていた杉山一樹投手を指名した。どちらかが先発になるだろうとみられていたが、杉山投手はプロでは先発で投げる事も示唆しており、甲斐野投手がそのままリリーフという事になりそうだ。

甲斐野投手のストレートは150キロ前後で球速は十分も、当てられる所もある。しかし140キロ台を記録するフォークボールは必殺球になる可能性がある。プロでリリーフとしてどのような進化をしていくのか、注目してゆきたい。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

大学時代は主にリリーフを務め、MAX159キロの直球と落差の大きいフォークが武器。大学日本代表にも選出された。「活躍できるポジションは中継ぎ、抑え。将来的には守護神を目指したい」と意気込んだ右腕だが、その壁は高い。

東洋大では抑えを務め、最速159キロを誇る1メートル85の大型右腕。プロでもリリーフとして勝負する覚悟で、「将来的に目指すところはそこ(抑え)だと思う」と力を込めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント