西武ドラフト4位・粟津凱士投手が仮契約、プロでもライバルの存在

大学野球ドラフトニュース 埼玉西武ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

埼玉西武はドラフト4位で指名した東日本国際大・粟津凱士投手と、契約金4000万円、年俸1000万円で仮契約を交わした。日本ハムの石川直也投手をライバルとして挙げた。

ライバルの存在

粟津凱士投手は高校は山形の山本学園でプレーし、2年生の冬には山形選抜に選ばれると、山形中央で191cmから140キロを超える球を投げていた石川直也投手とチームメイトとなった。

その石川投手は2014年のドラフト4位で北海道日本ハムに指名されると、プロ入り3年目には1軍でリリーフとして37試合に登板、今年は52試合に登板して19セーブを挙げるなど、一時は守護神として活躍を見せた。粟津投手がドラフトで指名されると、石川投手からLINEでメッセージが入ったといい、粟津投手は、「プロに入って成長していると思うけど、自分も成長してきた。いいライバルとして刺激になります」と話した。

粟津投手は高校時代はそれほど注目されなかったが、東日本国際大に進むと最速147キロの速球を投げる投手に成長し、今年は春5勝、秋4勝を記録、大学野球選手権では京都学園大戦で先発し完封勝利を挙げた。その成長にもライバルの姿があった。同学年で1年時からチームのエースとして投げ、リーグ戦で34勝4敗という驚異的な成績を残した船迫大雅投手を参考に、配球や投球術を学んでいったという。粟津投手は「大学では1試合1試合、学ぶことがあった。プロでも多くの刺激をもらって成長したい」と話した。

プロでもライバルの存在が粟津投手を成長させてくれそうだ。西武では同学年に高橋光成投手というライバルがいる。そして、今年のドラフトで同学年で西武にドラフト1位で指名された松本航投手もライバルだ。同学年右腕で成長し、先発投手陣を築いてゆきたい。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧
2014年ドラフト会議/指名選手一覧
埼玉西武ライオンズのチーム構成・世代表

「(石川も)プロに入って成長していると思うけど、自分も成長してきた。いいライバルとして刺激になります」と粟津。山形・山本学園出身の粟津と山形中央出身の石川は、高校時代に投げ合ったことはないが、高2の冬、県選抜でチームメートになった。ドラフト指名後、石川からはLINEで祝福の連絡が届いたという。今年は一時守護神を務め、19セーブを挙げた石川に負けないくらい、粟津もこの4年間で経験を積み、力をつけた。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント