中日、2年目の石川翔投手が1軍へ、根尾選手は14日に昇格か

中日ルーキーニュース

中日は、2017年のドラフト2位・石川翔投手がシート打撃で好投を見せ、1軍キャンプ昇格を決めた。また根尾昂選手は14日をめどに1軍昇格が検討されている。

2年目のブレーク期待組

中日の2軍キャンプではこの日、シート打撃が行われ、石川翔投手、山本拓実投手など高校卒2年目の投手たちが登板した。

その中で石川投手は最速145キロのストレートとスプリットを低めに角度をつけて投げ、打者4人に対して1安打1奪三振を記録した。この投球に視察をしていた与田監督が「制球含めて安定してきた。真っすぐの走りなどもいい」と話し、1軍キャンプの呼ぶことを明らかにした。石川投手は青藍泰斗高校で最速151キロの速球を投げ、2017年にドラフト2位で中日に指名された。

またこの日は2017年ドラフト5位の山本拓実投手(市西宮)も登板し、145キロの威力ある球を投げた。こちらも打者4人に1安打と好投、ストレートはまだ高めに行くものの、山本投手は167cmと小柄なことから浮き上がっていくような球を投げる。こちらも1軍昇格を目指す。

そして、右足の肉離れの影響で2軍キャンプにいるドラフト1位ルーキーの根尾昂選手は、シート打撃には参加せず、調整メニューを続けている。しかし与田監督は「体に違和感を感じずに、周りが見ても動きに問題ないという状況になったら」と、2軍で通常練習ができる状態になった時点で、「こちらで考えている。」と1軍キャンプに呼ぶことを明らかにした。ただし、「試合がどうこうは考えていない。彼の野球人としての動きを確認する。試合に出るのはまだまだ上の段階」と話し、いきなり試合に起用するようなことはせず、大切に育てる。

根尾選手の加入に2017年組の若い投手なども成長し、中日に明るい兆しが見えてきた。

2017ドラフト指名選手

与田監督は成果を発揮した2年目右腕について「制球含めて安定してきた。真っすぐの走りなどもいい」と評価した。シート打撃全般についても「少しずつデータは集まっている。収穫はあります」と手応えを口にした。

「体に違和感を感じずに、周りが見ても動きに問題ないという状況になったら。(状態を)確認するために、こちらで(見ようと)考えている。試合がどうこうは考えていない。彼の野球人としての動きを確認する。試合に出るのは、まだまだ上の段階」

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント