中日スポーツが注目する中部地区の高校生ドラフト候補

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中日スポーツは2019年の中部地区の主な高校生候補11人を挙げている。

中日スポーツが注目する中部地区の高校生ドラフト候補

位置 選手名 高校 身長 体重 投打
投手 奥川恭伸 星稜 183 82 右右
玉村昇悟 丹生 177 76 左左
岡林勇希 菰野 176 71 右左
前佑囲斗 津田学園 182 85 右右
植田結喜 東邦 176 75 左左
捕手 山瀬慎之助 星稜 177 82 右右
有馬諒 近江 180 75 右右
上田希由翔 愛産大三河 182 82 右左
石川昂弥 東邦 185 81 右右
遊撃 熊田任洋 東邦 172 72 右左
紅林弘太郎 駿河総合 186 79 右右

丹生の玉村投手は左から144キロの速球を投げ、今年の左腕ではトップクラスの評価もある。すでに10球団のプロのスカウトが試合や練習の視察、または問合せなどをしてきているといい、注目されている。

「ボール球が連続することは少ない。四球は多くても1試合で2、3個」という制球力があり、星稜高校との練習試合では奥川投手と2度対戦しているが、昨年秋の明治神宮大会後に行われた試合では、9回4失点だったものの7回までは2安打無失点に抑える好投を見せていた。

玉村投手は、「今は、みんなで甲子園に行くのが目標。進路のことはまだ考えていないけど、プロは目指している。上の世界に行きたいと思っている」と話した。大学や社会人経由でのプロ入りも視野に入れているとみられるが、今年の活躍で本人や周囲が納得し、プロのスカウトも評価もさらに高くなれば、今年のプロ志望届提出、そしてドラフト会議での指名という事になりそうだ。

この他では、岡林投手は150キロの速球を投げ、今年の高校生投手のトップ10には入ってくる。前投手はセンバツで期待の大型右腕、植田投手もエースは石川投手に譲っているが143キロの速球を投げる。

山瀬捕手と有馬捕手は今年の高校BIG3捕手、上田選手が大型選手だが柔らかい打撃があり石川選手は今年トップクラスの強打のスラッガー。熊田選手は守備力が評価されており、紅林選手は大型遊撃手で打撃も注目される。

2019年度-北信越のドラフト候補リスト
2019年度-東海のドラフト候補リスト

福井県越前町にある丹生は、甲子園出場経験がなく、玉村の入学後も県8強が最高成績。全国的には無名の公立校だが、すでにプロ10球団が試合や練習の視察、問い合わせを済ませている。北信越地区では奥川に次いで、プロに近い存在と言えるだろう。春木竜一監督(46)も「左投手では、全国でもトップクラスではないか。もっと注目されていい」と話す。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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