玉川大・山田綾人投手が146キロ、巨人2軍から5回5奪三振

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186cmの長身から最速151キロの速球を投げ、今年のドラフト候補として注目される玉川大の山田綾人投手が、巨人3軍とのプロアマ交流戦で先発し、最速146キロの速球を見せた。

5回5安打4失点

巨人3軍との試合で先発をした玉川大の山田綾人投手は、桐光学園時から長身右腕として注目され、首都大学リーグ2部では151キロを記録していた。今春の特別コーチで元プロの指導者からも指導を受けて評価をされており、今年はドラフト候補として注目される。

山田投手は先発して5回を投げストレートは常時140キロ以上を記録、最速は146キロだった。外国人選手のモタ選手などホームランを浴びるなど5安打2本塁打を浴びて4失点をしたものの、5回には4番で1軍経験もある宇佐見選手に対して、外角の144キロのストレートで見逃し三振を奪うなど5つの三振を奪った。

モタ選手に打たれた事については「大学生ならファウルが。」とプロの力を見せつけられたが、最後の三振には「疲れてきていたんですけど、最後の力を振り絞りました。ストレートで空振りが取れたのは良かった」と話した。ストレートは球威があったものの、変化球の精度が悪く狙い撃ちされ、「変化球の精度を上げ、真っすぐで勝負できるようにしたい」と話し、変化球を磨くことでストレートを生かすことを課題とした。

この日は特別コーチで始動した元巨人の関本四十四氏が視察したが、「40、50点ですよ」と話し、もっと能力がある投手と話した。高校時代からストレートの力など能力を評価されたものの、制球やリリースのバラつきなどがあり、なかなか安定した投球ができずにいる。現時点では潜在能力に期待して育成ドラフトの指名という所だが、今年のリーグ戦で安定した投球を見せることできれば、ドラフト会議での指名の可能性が高くなる。

2019年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
2019年度-首都大学リーグのドラフト候補リスト

プロ相手に真っ向から挑んだ。五回1死二塁で4番・宇佐見に対し、「疲れてきていたんですけど、最後の力を振り絞りました」と外角への144キロで見逃し三振。1軍経験もある打者を仕留め、ガッツポーズを作った。

143キロの直球を育成契約の外国人野手、モタに右越え本塁打され、「大学生ならファウルが…。変化球の精度を上げ、真っすぐで勝負できるようにしたい」と反省。この日の最速は146キロだった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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