国学院大・吉村貢司郎投手が初完投初完封、鎌仲純平選手が令和初&サヨナラ弾

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東都大学リーグの国学院大vs亜細亜大の試合が行われ、ドラフト候補の吉村貢司郎投手が完封し、鎌仲純平選手がサヨナラホームランを放って令和初の勝利を挙げた。

リーグ戦初完投初完封

国学院大の吉村貢司郎投手は、183cmの長身から最速148キロの速球を投げ、今年のドラフト候補として名前が挙がる投手の一人。この日は4四球を与えるなど2回と9回以外は毎回ランナーを背負ったものの、要所を締めて9回5安打8奪三振で完封、吉村投手はこれがリーグ戦初完投を完封で飾った。

最速は145キロ、試合は9回表まで0-0が続いたが、粘り強く投げた。「新しい時代に良い投球でスタートを切れてよかった」と話した。今季はこれで3勝目、今カードから1戦目の先発に起用されエースとして信頼される投手となった。

サヨナラ弾

また、鎌仲純平選手も177cm87kgの左の大砲としてドラフト候補に名前が挙がる。この日は亜細亜大先発の内間拓馬投手が最速147キロの速球を投げ、鎌仲選手は3打席までノーヒット、2つの三振を喫していたが、9回裏の先頭で回ってきた打席でライトスタンドにサヨナラホームランを放った。

フルカウントとなり、空振りをした同じ球が来ると予想して、142キロのストレートを振りぬいた。「ホームランは、たまたまです」と話したが、リーグ戦で令和初ホームランとなり、ホームランボールは連盟に寄贈されるという。鎌仲選手は北海高校時代も甲子園で大会1号を18歳の誕生日の日に打っており、「そういうものを持っているのかな。こういう時に強いんだと思った」と話した。

投打のプロ注目選手の活躍で亜細亜大に先勝し、勝ち点で1つ上を行く亜細亜大、東洋大に国学院大が追いすがる。

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9回先頭、鎌仲は「直球に絞ってました」。それまで、3打席凡退。亜大・内間の直球に、2つの空振り三振を喫していた。フルカウントとなり、同じ球が来ると読み切った。142キロを捉え、詰まりながらも右越えの1発。「投手が、すごく頑張っていた。気合入れて振っていこうと。ホームランは、たまたまです」と、人生初というサヨナラアーチを控えめに喜んだ。

北海高3年夏に甲子園の開幕戦で大会第1号&18歳のバースデー弾。高校野球100年の節目に続く一発で、新元号の幕開けを祝い、「そういうものを持っているのかな。こういう時に強いんだと思った」と笑みがこぼれた。

「持ってる男」の一発で、国学院大が令和の白星一番乗りを決めた。0―0の9回、先頭の鎌仲が右翼席へソロ本塁打。リーグでも新元号1号となる劇弾に「全然予感はなかったが、打ってから(新元号初と)思った」と笑顔を見せた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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