近畿学生リーグでは、大阪工業大が神戸大に勝利し、大学野球選手権出場に王手をかけた。チームは1953年の秋以来、131季ぶりの優勝となる。
131季ぶり
大阪工業大はこの日、神戸大と対戦し、0-3とリードされた4回に同点に追いつくと、9回に4点を勝ち越した。大阪工業大は既に勝ち点3を上げており、神戸大2回戦に勝利すればリーグ戦で131季ぶりの優勝となる。
大工大にはサイドハンドから146キロの速球を投げる竹中健志朗投手がいるが、リーグ戦では3年生の深田樹暉投手が3勝を挙げている。またチームはタイブレークで3試合に勝利をしており、田中監督も「9回の勝負強さには自信がある」と話す。粘り強く投手が投げ、そしてこの日のように集中打で一気に追いつき逆転する力がある。
令和最初の大学野球選手権に大工大が姿を見せられるか。
大工大は0―3の4回2死二塁、田中建多(4年)の適時三塁打で1点を返し、6回に樋口淳一(4年)の適時二塁打などで追いついた。3―3の9回に安田朋樹(3年)の適時三塁打で勝ち越すと、大石海斗(4年)と末広恵士(4年)の左前タイムリー、山本脩平(3年)の右前適時打で3点を加えた。
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