JFE西日本・河野竜生投手が8回2失点、巨人、日本ハム、西武などが評価

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都市対抗野球では、社会人NO.1左腕と評価されるJFE西日本の河野竜生投手が登板した。12球団のスカウトが連日足を運んでいるが、埼玉西武・渡辺GMなどが高い評価をした。

高評価も

河野竜生投手は、先月に行われた侍ジャパン社会人代表合宿でも唯一登板が無かったが、都市対抗予選の後に左ひじの調子が良くなく、張りがある状態が続いており、1週間のノースロー調整なども行っていたという。

この日も「全力で投げたが球速が出ない」と話し、ストレートの最速はこれまでは151キロだったが、この日は145キロ止まりだった。それでも96キロのカーブを織り交ぜるなど緩急をつけた投球を「意図的に投げられた」と話し、変化球を駆使して7回まで内野安打1本に封じた。

結局8回途中で降板し、7回2/3で4安打6奪三振2失点、肘の状態が心配されるものの、悪いなりに素晴らしい投球を見せた。

この試合には12球団のスカウトが視察をしているが、西武・渡辺久信GMは「上の方の選手では」と、ドラフト上位候補と評価した。また、巨人・渡辺スカウトは「テークバックが見づらくてタイミングが取りづらい。緩急も使えるし先発でもリリーフでも行ける」と話すと、北海道日本ハムの山田スカウト顧問も「投げ方がよくて軸がしっかりしている。今日はちょっと球が高めに浮いていたが、低めにいけばもっと良い」と評価した。

172cmと大きくない左腕投手だが、フォームの見づらさ、制球力、ストレートの威力、そして変化球のコンビネーションと、様々な武器を持っている。プロでもローテーションに入り、1年間を通して安定した投球を見せてくれるのではないかと思う。

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視察した西武・渡辺久信GMも「(ドラフトで)上の方の選手では」と高く評価。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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