152キロ右腕・武田の谷岡楓太投手も登板、148キロ記録し広島スカウト「まっすぐいい」

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152キロの速球を投げて注目される武田の谷岡楓太投手が、高校最後の夏初登板をし、最速148キロを記録した。

ピンチ背負うも3者三振

谷岡楓太投手はこの日、9点をリードした7回に登板すると、制球を乱していきなり2つの四球を与え、ノーアウト1,2塁のピンチを背負った。「初戦で、夏の県大会の雰囲気が久しぶりで力んでいました」と話し、苦笑いをしていた。

しかし、そこから「真っすぐが走っていて、抑えだったので飛ばしていった」と話すようにストレートで押し、16球のうち15球がストレートで3者三振を奪った。最速は148キロを記録した。「修正できた。出してしまったので、全部三振に取ろうと思いました」と、狙い通りの三者三振だった。

それでも「もっと出せたと思います。普段から150キロは出るようになっていたので」と話し、148キロ止まりだったことにはやや悔しさもにじませていた。

この日は広島、東北楽天など5球団のスカウトが視察に訪れたが、広島の白武スカウト部長は、「まっすぐがいい。スピードが出ていた。変化球も良いし。」と話し、「体はまだ成長段階かな」とこれからの伸びしろについても話したが、「未完成じゃけど僕らは素材を見に来てる訳じゃからねえ。そういう意味でも楽しみ」と話した。また、横浜DeNAの安部スカウトも、「腕を振って投げらるし、ここまで馬力で投げている子はなかなかいないかな。」と評価すると、東京ヤクルトの岡林編成部課長も「まだまだこれからの選手。それがまた魅力でもあります」と話した。

馬力でここまで成長をしてきた谷岡投手、これから上の世界で投手としての技術をさらに広げて行ければ、非常に楽しみな投手となりそうだ。ドラフト会議では球団によっては3位前後で指名を考えているかもしれない。

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▽DeNA安部スカウト 腕を振って投げらるし、ここまで馬力で投げている子はなかなかいないかな。

「未完成じゃけど僕らは素材を見に来てる訳じゃからねえ。そういう意味でも楽しみ」と地元広島の白武佳久スカウト部長。中四国を担当するヤクルトの岡林洋一編成部課長も「まだまだこれからの選手。それがまた魅力でもあります」とその将来性を高く評価。炎天下、最後の最後に価値ある23球を目にして球場を引き揚げた。

ネット裏にはNPB5球団のスカウトが視察。谷岡が登板すると、スカウト陣は一斉にスピードガンを構えた。この日の最速は楽天が計測した148キロ。視察した広島白武スカウト部長は「まっすぐがいい。スピードが出ていた。変化球も良いし。体はまだ成長段階かな」と話した。

5球団のスカウトが視察した中で、直球で押して最速148キロをマーク。変化球は1球しか投げなかった。「初戦の雰囲気で力んだ。真っすぐは走っていた。(この試合は)抑えなので押していこうと思った」と、大粒の汗をぬぐった。

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