三島南の140キロ右腕・谷口蓮投手が春に向けて145キロ目指す

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三島南高校の谷口蓮投手は最速140キロの速球を投げ、昨年夏は3試合連続完投をして注目された。今年は春に145キロ、夏に150キロを目指すという。

夏に3試合連続完投

谷口蓮投手は三島南で2年時にエースとして投げ、夏の静岡大会では初戦の富士宮北戦で完封すると、市沼津戦は1失点完投、吉原工業戦は5失点完投と、3試合連続完投勝利を挙げた。4回戦では準優勝をした駿河総合と対戦し、3回途中で6安打を浴びて降板をしたが、上背のある体からの130キロ中盤の力のある球が注目された。

秋は、夏の疲労を取るために2週間ノースローをした影響でフォームを崩し、地区大会準々決勝で敗れた球速も134キロ止まりだったという。しかし、8月からトレーニングジムに通い、体重が入学時から15kg増えて77kgになると、明治神宮大会で準優勝をした健大高崎との練習試合で8回2安打1失点の好投を見せた。

2月1日にブルペン投球をした谷口投手はいきなり138キロが出たと話し、「スピードにこだわってやっていきたい。目標は春までに145キロ。夏には150キロ」と話す。健大高崎との試合で「強豪相手に自信になりました」と話した谷口投手が、自信を手にして大きく飛躍しそうだ。

静岡では静岡商の148キロ左腕・高田琢登投手が注目されている。昨年は知徳高校の栗田和斗投手、常葉大橘の市川大晴投手、静清の石田裕太郎投手がそれぞれ145キロ以上の球を投げ、非常に注目されたが、今年も高田投手、谷口投手など静岡から目が離せなくなりそうだ。

2020年度-高校生-静岡県のドラフト候補リスト
2020年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

11月の明治神宮大会前に、同大会で準優勝した高崎健康福祉大高崎(群馬)と練習試合をして3―4で敗れたものの、8回まで被安打2で1失点と好投した。「強豪相手に自信になりました」。全国の強豪に通用する手応えを感じ取った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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