常総学院、菊地竜雅投手と一條力真投手で完封リレー、阪神など３球団視察

高校野球ドラフトニュース

2020年06月19日

常総学院は関東第一と練習試合を行い、150キロを投げる菊地竜雅投手、189cmの大型右腕・一條力真投手が7回をリレーして完封した。

共に進学希望

150キロの速球を投げる菊地竜雅投手、189cmから140キロ中盤のキレの良い球を投げる一條力真投手、共に進学を希望するが、この日は阪神など3球団のスカウトが視察に訪れた。

関東一との対戦、先発したのは菊地投手で「相手が真っすぐの張りをしていた」とストレート狙いで来るところを、得意のカーブを中心に投げ、4回2奪三振無失点の安定した投球を見せた。

5回からは一條投手が登板すると、「角度をいかして投げた」と3回を1安打無失点、変則7回制の練習試合で完封リレーをした。試合は0-0で引き分けた。

例年であれば春の大会で注目され、夏は大勢のスカウトが足を運ぶような2人だったと思う。試合ができない日が続き、共に大学を経由してからのプロ入りに進路をとることを決めた。

今年は、時間がなく余裕のない中で視察する中で、進学を決めている選手にプロのスカウトもなかなか足を運べなさそうだが、それでも見ておきたい投手だと思う。大学で大きく成長し、共にドラフト上位で指名される投手になってほしい。

プロ注目の常総学院・菊地と一條、3球団視察、完封リレー　デイリースポーツ紙面　2020/6/19