瀬田工の147キロ右腕・小辻鷹仁投手が2回戦も突破、7回を投げて3安打7奪三振2失点で勝利に貢献した。この試合には5球団のスカウトが視察し、千葉ロッテスカウト部長などが評価した。
144キロ
1回戦に続き、この日の彦根湖西館戦にも先発をした147キロ右腕の小辻鷹仁投手は、2回に先制打を許し、また2回には2つの死球を与えて内野安打で1点を許した。しかし4回以降は立ち直り7回までの4イニングは全て3人で抑えた。
小辻投手は「初回は自分の思ったピッチングができたが、2回と3回に制球が乱れてしまった。4回からはそこを修正してやっていくことができた」と話す。この日は最速は144キロだったが、「相手もストレート狙っていると感じ取っていたので、どれだけ変化球とストレートを混ぜれるかを大事にしました」と、変化球を中心に組み立てたピッチングに切り替え、相手を翻弄した。
この日は巨人、阪神、千葉ロッテなど5球団のスカウトが視察をした。
千葉ロッテ・永野スカウト部長:「サイド気味で少し横からキレのある球を投げていた」
阪神・筒井スカウト「真っすぐの強さは良いもを持っている。これから技術が付いてきたら面白い」
この日は3つの死球を与えたが「攻めた結果」と話し、心の強さも見せ、「次は内角ギリギリを攻めたい」と話す。スリークォーターからの強い球は捕手のミットを強く叩く。投球の幅もしっかりと見せている。ドラフト会議では4位前後での指名が予想される。

最速147キロを誇る右腕だが、この日は巨人とロッテのスピードガンが計測した144キロ。「相手もストレート狙っていると感じ取っていたので、どれだけ変化球とストレートを混ぜれるかを大事にしました」。4回以降は変化球をうまく使い相手打線を封じ込んだ。
阪神の筒井和也アマスカウトからも「真っすぐの強さは良いもを持っている。これから技術が付いてきたら面白い」と伸びしろに期待された。順当に勝ち進めば4回戦で昨夏王者の近江と当たる。無敗の夏で、滋賀の頂点を目指す。
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