二松学舎大付で身長200mの二刀流・秋広優人選手が、投げては5回6安打1失点、打ってはタイムリー2ベースヒットを記録した。
二刀流
秋広優人選手は200cmから143キロの速球を投げる投手として、また高校通算22本塁打を放つスラッガーとして注目されている。
この日、まずは投手として先発をすると、最速143キロだが、この日は139キロ止まり、球が高めに浮き、制球に苦労をした。それでも5回には2アウト満塁の場面で文京の5番バッターをフォークで空振り三振に斬り、5回を6安打3四死球1失点抑えた。奪三振は2つだった。
秋広投手は「緊張はしなかったけど、やっぱり硬くなった」と話す。ストレートはこの日は怖い球ではなかったが、カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークボールを駆使して抑えることができ、「後半に硬さも取れた。次は力を抜いていけそう」と話した。
また打撃では、5回1アウト1,3塁で申告敬遠をされたが、6回2アウト2塁の場面ではレフトオーバーのタイムリー2ベースヒットを打った。「タイミングだけ気をつけて、うまく対応できた」と話した。
素材として見ている
この日は福岡ソフトバンク、北海道日本ハム、阪神の3球団5人のスカウトが視察に訪れた。
北海道日本ハム・山田スカウト顧問:「初めて見に来たんだが、体が大きくて、素材として魅力がある。この日は139キロだけど、素材としてみている。構えやしぐさが大谷に似ている」
福岡ソフトバンク・荒金スカウト:「うちのバンデンハークより大きいね。あの体は魅力ですよ」
投手としては本格的に転向してからまだ期間も短く、まだ力の入るポイントなどが見つけられていないかもしれない。高さを利用しての変化球を使って抑えている。まだいろいろな部分をチェックしなければいけないが、チェックしておかないとといけないと感じさせる選手であることは間違いないだろう。

マウンドにそびえ立つ2メートル右腕。二松学舎大付(東東京)の秋広優人投手(3年)の大きさに、視察したソフトバンク・荒金久雄スカウトは驚きを隠せなかった。
「うちのバンデンハーク(1メートル98)より大きいね。あの体は魅力ですよ」
試合は3球団のスカウトが視察した。ダルビッシュ、大谷、清宮ら個性豊かなタレント指名に携わってきた日本ハム・山田スカウト顧問は、最前列の席からジッと見つめ「この日(の最速)は139キロだけど、素材としてみている」と、身長2メートルと堂々たる体格を誇る二刀流の将来性に期待した。
二刀流の初戦にソフトバンク、阪神、日本ハムの3球団のスカウトが集まった。日本ハムの山田正雄チーム統括本部スカウト・顧問は「初めて見に来たんだが、体が大きくて、素材として魅力がある」と感想を口にした。
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