大阪学院大・打田雷樹投手が5回2安打無失点、4球団視察し広島スカウトが評価

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関西六大学リーグ代替試合では、大阪学院大の打田雷樹投手が3試合に登板し、12回を4安打無失点に抑える好投でプロのスカウトにアピールをした。

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145キロ

この日の龍谷大戦で先発した打田雷樹投手は、最速145キロのストレートとカーブ、2種類のスライダーをテンポよく投げ、5回まで61球、2安打無失点に抑えた。

打田投手は186cmの大型右腕で、最速は147キロを記録する。日本航空石川時代にも注目投手となり、プロ志望届を提出したものの指名は無かった。今年のプロ入りに向け、活動自粛期間中も体重を6kg増やし球威を高めた。「プロしか見えていない」と強い意欲を示す。

現在行われている春季リーグ戦の代替試合では3試合に登板し、合計12回を投げて4安打無失点と抜群の安定感を見せる。この日視察した4球団のスカウトの内、広島の鞘師スカウトも「どの球種でもストライクが取れる」と制球力と球の精度を評価した。

春のリーグ戦が無くなり、せっかくのアピールの機会が無くなったと思われたが、このようにプロのスカウトが視察して行われる代替試合が行われた事に、「最初はなかった、こういう場を与えてくれた方々に感謝して、アピールしていく場だと思っています」と話し、この機会で十分にアピールすることができた。

大阪商業大の野球部のマネージャーが新型コロナウイルスに感染したことからこの日で代替試合が打ち切りとなることが決まった。このままでは秋のリーグ戦もやや不安な状況となっているが、希望を信じて前を向いて投げ続けてほしい。

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ネット裏では4球団のスカウトが視察。広島・鞘師智也スカウトは「どの球種でもストライクが取れる」と安定感を評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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