帝京大可児・加藤翼投手が153キロも岐阜第一2年・阪口楽選手に被弾

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岐阜県高校野球大会では、帝京大可児と岐阜第一が対戦し、帝京大可児の153キロ右腕・加藤翼投手が注目されたが、主役は岐阜第一の2年生・阪口楽選手だった。

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加藤投手153キロ

岐阜第一は8回に、それまで外野手として出場していた加藤翼投手がマウンドに上がると、8回は140キロ台の速球で無失点に抑える。

そして9回に入ると加藤投手にエンジンがかかる。2アウトから相手の2年生・阪口楽選手を打席に迎えると初球から151キロを記録した。しかしそのボールが低めに外れると、2球目の150キロのストレートも低めに外れる。

そして3球目、真ん中高めの149キロのストレートを、阪口選手が軽く振りぬくと、打球は高々と舞い上がり、ライトスタンドの座席を超える芝生の部分に飛び込んだ。

阪口選手はこの日の初回、2アウト2塁の場面で、右サイドハンド投手の外角高めのストレートを、合わせるような形で振りぬくと、打球はグングン伸び、左中間スタンドの芝生部分も超えて屋根のあるベンチ部分に突き刺している。

この日は逆方向への特大弾と、149キロのストレートをホームランにしたことで阪口選手が主役となった。

加藤投手も意地を見せた。ホームランを打たれた後のバッターに対し、自己最速タイの153キロのストレートを投げ込んだ。

そして最終回、帝京大可児打線は岐阜第一のマウンドにいた阪口投手を攻め、7-9から1点を返し、さらに1アウト1,3塁。そこでライトフライを打ち犠牲フライで同点かと思われたが、レフト、そして中継に入ったサードの好返球でホームでギリギリのタッチアウト、惜しくも敗れたが帝京大可児の意地も見せた。

加藤投手の進路についてなどの情報はないものの、プロ入りを目指す145キロ右腕・平良拳晨投手と共にこれまで励んできた事もあり、プロ志望届を提出し、プロ志望高校生の合同練習会に参加してくるのではないかと思う。

阪口選手の怪物の可能性、そして加藤投手の力のある球に可能性を感じさせる中で、お互いの意地を感じた見事なゲームだった。加藤投手、阪口選手の対戦は、上のステージでも続いていくだろう。

この日は巨人、東京ヤクルト、横浜DeNA、中日、阪神、北海道日本ハム、千葉ロッテ、福岡ソフトバンクの8球団が視察をしていたようで、プロ側の評価も徐々に聞こえてくるだろう。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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