大阪では履正社vs大阪桐蔭の準決勝が行われ、履正社が9-3で勝利した。ドラフト注目選手の小深田大地選手は4安打を記録し、チームをけん引した。
6打数4安打
小深田大地選手はこの日、大阪桐蔭の投手陣から、カウントが追い込まれるまでは、やや下気味から鋭く振りぬいてホームランを狙う打撃を見せ、追い込まれてからは、ヒットをしっかりと狙う打撃を見せ、ホームランは出なかったものの、追い込まれてから簡単にヒットを打つなど、高い打撃技術を見せた。
この日は多くのスカウトが、プロ注目選手がそろうこの対戦を視察した。
東京ヤクルト・阿部スカウト:「長打力がある上、大阪桐蔭の好投手からも広角に打てることが分かった」
横浜DeNA・安部スカウト:「打席で追い込まれてからも、余裕がある。選球眼が良くなっている」
阪神・渡辺スカウト:「左投手だけど、全部広角に打てている。守備もうまくなって、スローイングも安定している」
千葉ロッテ・永野プロ・アマスカウト部長:「バッティング技術が高校生ではトップレベル。そう簡単に打ち取れないバッターです」
オリックス・下山スカウト:「追い込まれてからもバットに当てている。バットコントロールがいいし、肩もいい」
大阪大会はこれで終了となり、後は甲子園で、昨年も対戦した星稜との戦いとなる。甲子園でホームランを見せたい。
高い技術を持ち、守備や肩の面でも評価をされる。ドラフト会議では2位か3位での指名が予想される。

▽DeNA安部スカウト「打席で追い込まれてからも、余裕がある。選球眼が良くなっている」
▽阪神渡辺スカウト「(大阪桐蔭の先発が)左投手だけど、全部広角に打てている。守備もうまくなって、スローイングも安定している」
▽ロッテ永野プロ・アマスカウト部長「バッティング技術が高校生ではトップレベル。そう簡単に打ち取れないバッターです」
▽オリックス下山スカウト「追い込まれてからもバットに当てている。バットコントロールがいいし、肩もいい」
プロ注目の3番・小深田大地内野手(3年)は五回1死二、三塁で右前適時打など4安打1打点でチームをけん引。「長年(大阪桐蔭に)勝っていないので、先輩からも勝ってくれと言われていた。チーム全員の勝利」と胸を張った。
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