巨人は、岸スカウトが明石商を訪れ、中森俊介投手、来田涼斗選手と面談をした。12球団で一番最初だった。
プロの厳しい環境に耐えられる精神力がある
明石商はこの日から12球団の面談を開始し、この日は巨人が最初に中森俊介投手、来田涼斗選手との面談に臨んだ。ただし、ドラフト1位指名を考えているならば、スカウト部長などの幹部クラスが訪れそうだが、担当の岸スカウトのみが訪れた。
岸スカウトは中森投手、来田選手と約30分ずつの面談を行い、「去年から一番追いかけてきた2人なので、一番最初に行きたかった。中森君は今年の高校生では一番いい投手。来田君も能力が高い」と話すと、「2人とも狭間監督のお陰で人間力が成長したと口にしたのがすごい。伸びしろがあり、プロの厳しい環境に耐えられる精神力がある。ファンからも愛される一流の選手になれると確信した」と、面談した感想を語った。
巨人は編成会議で、ドラフト1位で即戦力外野手の指名を公表しており、近大の佐藤輝明選手の指名が有力となっている。そして抽選で外した場合には「投手も去年は高校生にいったけど、即戦力。頭数が足りない」と即戦力投手を指名するとしている。
二人の1位指名の可能性は低いとみられるが、外野手の佐藤選手の抽選を外した場合、2位、3位で来田選手が残っていたときには指名をする可能性もありそうで、また、昨年は奥川投手を即戦力として評価していたように、中森投手を即戦力と評価する可能性もわずかだがある。


巨人が12球団一番乗りで「中森&来田詣で」を果たした。昨年の甲子園で春夏連続4強入りに貢献した最速151キロ右腕の中森と、史上初めて春夏の両大会で初回先頭打者本塁打を放った来田について、担当の岸スカウトは「去年から一番追いかけてきた2人なので、一番最初に行きたかった。中森君は今年の高校生では一番いい投手。来田君も能力が高い」と、改めて上位候補の評価をした。
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