亜大の154キロ右腕・平内龍太投手が先発で結果残す、10球団視察し楽天「上位候補に十分入る」

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亜細亜大は、開幕戦でリリーフで登板し、復活投球を見せていた154キロ右腕の平内龍太投手が先発し、5回3安打1失点の好投を見せた。リーグ通算4勝目。

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先発として

東都リーグ開幕戦ではリリーフとして登板し、敗戦投手となってしまったものの、最速153キロの速球を投げ込んで、プロのスカウトを驚かせた平内龍太投手。生田監督も「ケガあがりなので先発完投は難しい。まだ実戦の回数をこなしていないので徐々に。」と話していたが、2週目に早くも先発をさせた。

平内投手は初回は球速は130キロ台と非常に慎重に入っていたが、4回には150キロを記録し、5回を3安打1失点に抑える好投を見せた。2年ぶりの先発とあり、ペース配分を考えて、かなり軽く入りすぎたかもしれないが、それでも最後はその力を見せつけた。

この日は10球団のスカウトが視察をしているが、巨人の榑松伸介スカウト部次長は「先発も救援もできるのが魅力」と、先発としてしっかりと投げた事を評価した。また東北楽天の沖原スカウトは「強い真っすぐとスプリットが魅力。コントロールがいいし、フォームも腕の出どころが見にくそう。上位候補に十分入ってくる」と話し、ドラフト上位候補の可能性を示唆した。

平内投手は新型コロナウイルスによる活動自粛明け以降、オープン戦などでその力を見せており、明治大とのオープン戦で榑松スカウト次長が「上位候補は間違いない」と評価している。

まだプロ志望届を提出していないものの、提出すれば、ドラフト2位で指名してくる所があるかもしれず、巨人が狙い通り1位で野手を指名すれば、2位で指名する可能性も考えられそうだ。ドラフト会議のダークホース的な存在として、今後もその登板と、プロ志望届の提出が注目される。

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10球団が視察する中、巨人・榑松伸介スカウト部次長は「先発も救援もできるのが魅力」と評価。生田勉監督は「丁寧に投げてくれたことが逆転につながった」と称えた。

この日は8球団のスカウトが視察。楽天・沖原スカウトは「強い真っすぐとスプリットが魅力。コントロールがいいし、フォームも腕の出どころが見にくそう。上位候補に十分入ってくる」と高評価だった。

29日時点でプロ志望届は提出していない。「ドラフトより今はチームが勝つことを考えています」。通算5勝目を挙げた大型右腕は自分のことを後回しに、チームの勝利を求める。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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