東洋大・村上頌樹投手が肉離れ、ドラフト前の登板は難しく

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ドラフト注目投手の一人だった東洋大の149キロ右腕・村上頌樹投手が、右腕の肉離れにより、この日からベンチを外れた。肘などの故障ではないものの、ドラフト前の登板は難しくなった。

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ドラフト前の登板は難しく

村上頌樹投手は1年時からエース格として活躍を見せ、昨年春は6勝0敗、防御率0.77を記録していた。最速149キロの速球を投げ、今年の投球が注目されていたが、先日の開幕の中央大戦では先発をしたものの球速が130キロ台しか出ず、4回で降板し、その状態が心配された。

この日は試合のベンチ入りをしなかったが、杉本監督は「肉離れしました。多分、投げさせないです。亜大戦に間に合えば」と話した。亜大とのカードは10月27日からで、10月26日に行われるドラフト会議前の登板は難しくなった。

村上投手は智弁学園時代にセンバツで優勝投手となった。140キロ前後の真っすぐが低めに伸び、そこからスライダーなどの変化球で曲げて、非常に安定感のある投球をしていた。大学でも同じような投球で、3年春に前述の結果を残している。

本来ならば3年までの実績でも選手の評価はできるが、村上投手の場合は149キロを記録しているものの、140キロ前半のストレートと制球が良い投手で、プロでそれが通用するのか、さらに球速や変化球の上積みが無いかで評価したいというスカウトも多かったと思う。

夏以降のオープン戦で福岡ソフトバンクなどが評価をしているが、このリーグ戦で150キロでも記録していれば、ドラフト2位で指名するという球団もあったのではないかと思う。

ドラフト前の登板が難しくなり、各球団がどのように判断するのかが注目される。

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杉本泰彦監督(61)が29日の国学院大戦後「肉離れしました。多分、投げさせないです。(10月27日からの)亜大戦に間に合えば」と説明した。開幕戦の22日中大戦に先発したが、4回で降板。途中から握力が入らなくなり、球速も130キロほどに落ちていた。

村上は前回登板した22日の中大1回戦で、右前腕の張りを訴えて4回で降板。この日の試合後、杉本泰彦監督(61)は「村上は肉離れ。(患部は)肘ではない。前腕の中間くらい」と説明した。現在は治療を受けながらランニングなどでノースロー調整を行っているという。

 

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