広島は、ドラフト2位で指名した森浦大輔投手と、契約金6000万円、年俸1100万円で仮契約を交わした。先発、中継ぎとしての期待が高まる。
担当スカウトは中継ぎでの登板をイメージ
契約をした森浦大輔投手は、契約金の桁数を「数えちゃいました」と笑い、「プロ野球選手になったんだなという実感がすごく出てきました」と話した。
森浦投手は左腕から148キロの速球と、とにかく多彩な変化球を織り交ぜる。それで打たせて取る投球をするのではなく、どんどん三振を奪っていくスタイルで、大学ではリーグ通算22勝を挙げている。
担当した鞘師スカウトは「先発としての要素を持ち合わせているけれど、中継ぎの方がイメージはしやすい」と話し、森浦投手も「すぐに1軍で活躍できるような選手になりたい。出番があれば1試合1試合全力でプレーしたい」と話すが、個人的な森浦投手のイメージはは、ローテーションの2、3番手で投げる左のエース格という感じがする。
まだ体が175cm72kgとプロ野球の投手としては細く、1年間を投げ切るための体力が必要となる。キャンプインまでに75kgまで増やすべく、食事と下半身のトレーニングをしているという。1年間を通してしっかりと食事ができ、その体重を維持できるかどうか、強い消化器官と精神力もポイントとなりそうだ。


身長175センチ、体重72キロの細身で、2月のキャンプまでに75キロを目指し、現在は下半身強化を中心にウエートトレーニングに取り組む。「下半身をしっかり安定させたい。ケガをしないようにと、直球のスピードアップにつながればなと思っています」。朝昼晩の食事に加え、おにぎりなどで間食を挟み、肉や麺類などカロリー高めの食事も取りながら、1日5食で増量に力を注ぐ。
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