オリックスは、育成ドラフト4位で指名した釣寿生捕手と、支度金300万円、年俸240万円で仮契約を交わした。背番号は014。
大胆に大きい選手に
釣寿生選手は、京都国際高校で通算25本塁打を放ち、二塁送球1.9秒を記録する。担当の下山スカウトは「なにより体の強さ、パワーがすごいんですよ」とパワーを評価し、仮契約時に憧れの選手にソフトバンクの甲斐選手の名前を挙げた釣選手に、「タイプは違う。もちろんあの体格で甲斐みたいな動きができたらすごいけど、もっと大胆に大きい選手になって欲しい」と話した。
釣選手は今夏の京都独自大会でも、また甲子園で行われた合同練習会でも、思うような結果は残せなかった。しかし、下山スカウトがしっかりと追い続け、練習などでみせる釣選手のパワーを評価し、それを球団が汲み取っての指名となったのだろう。
まずは自分の野球スタイルを自分でしっかりと理解し、目標とするイメージを固めたい。それは下山スカウトが望む形で無くても良いので、自分で自分を見つめることが大事だ。

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下山スカウトは「なにより体の強さ、パワーがすごいんですよ」とその強靱(きょうじん)な体にほれ込んでいる。釣は憧れにソフトバンク・甲斐の名前を挙げたが、「タイプは違う。もちろんあの体格で甲斐みたいな動きができたらすごいけど、もっと大胆に大きい選手になってほしい」(下山スカウト)と思い切ったプレーに期待を寄せている。
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