中日は1月12日に今年1回目のスカウト会議を開き、ドラフト指名候補219人をリストアップした。
1位候補を確認
中日は毎年、1回目のスカウト会議でドラフト1位候補のリストアップまで行うが、この日も高知高の森木大智投手、市和歌山の小園健太投手など8、9人を1位候補としてリストアップした。
中日は根尾選手、石川選手、高橋投手と3年連続で地元の高校生の指名となっているが、米村チーフスカウトは「1番いい選手をとりにいく方針は変わりません。過去3年間はたまたま地元に逸材がいた」と話し、地元を優先することなく、最も良い選手の指名をする方針を伝えた。
昨年は投手中心のドラフト指名となったこともあり、今年は野手のドラフト上位の指名も検討をし、米村チーフは「阪口は当然、見ていきます」と岐阜第一の阪口楽選手など長距離砲の獲得を目指す。
ドラフト1位候補8人を予想すると、森木投手、小園投手、大阪桐蔭の関戸康介投手と松浦慶斗投手。そこに筑波大の佐藤隼輔投手や法政大の山下輝投手や智弁和歌山の徳丸天晴選手、慶応大の正木智也投手、そして地元の中京大中京・畔柳亨丞投手が入ってくる感じか。
中日は2018年、2019年と高校生野手の1位指名だったこと、与田監督が投手中心のチームづくりをしていることから2020年は1位、2位共に投手となった。今年のペナントレースの状況次第で、即戦力投手の獲得を現場が望むことになるかもしれないが、基本的には高校生投手が中心になってきそうだ。



米村チーフスカウトは「1番いい選手をとりにいく方針は変わりません。過去3年間はたまたま地元に逸材がいた」と説明した。東海地区では岐阜第一のエースで4番、阪口楽らを注目していくという。
中日は直近3年、大阪桐蔭・根尾、東邦・石川昂、中京大中京・高橋宏をドラ1指名。球団お膝元出身者となっている。米村チーフスカウトは「一番いい選手を取りにいく方針は変わりません。過去3年間はたまたま地元に逸材がいた。阪口は当然、見ていきます」と語った。


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