立教大が18日の練習開始に向け、グラウンドでの自主トレを開始した。プロ注目の太田英毅選手が主将として今年のチームを述べた。
再び優勝を知らないチームに
立教大は2017年の春のリーグ戦で18年ぶりの優勝をしてから4年が経ち、1年生の時にそれを経験した中川颯投手など4年生が卒業して、再び優勝を知らないチームとなった。
主将に就任した太田英毅選手は、「優勝を経験している者がいないので、優勝に対して強い気持ちを持ち、プレーでチームを引っ張っていきたい。飛び抜けた投手、野手がいるわけではない。110人の部員全員でつなぎの野球、一体感を掲げてやっています」と話した。
立教大はエースの中川投手と2番手の中崎響介投手、そして主軸を打った三井健右選手などが抜ける。溝口監督は「宮、池田、野口、栗尾、川端」と選手個人の名前を挙げたものの、「個人に託すよりも、みんなが一踏ん張りしてくれれば」と全員の力を強調した。それでもやはり、3年生左腕の宮海土投手、150キロ右腕の2年生・池田陽佑投手、左腕の2年生・野口裕斗投手に、4年生の川端健斗投手、栗尾勇摩投手といった投手陣に期待をする。
また、「山田、柴田、太田が打線の核になって欲しい」と、太田選手、3年生の主軸候補・山田健太選手、高い打撃センスを見せる3年生の柴田颯選手に期待をした。
法政大や明治大に比べると有力高校生の獲得は少ないかもしれないが、早稲田大・慶応大くらいには有力な選手を獲得している。その早慶が優勝争いをする中で、立教大もそこに加わりたい。
そして太田選手、川端投手はドラフト候補として期待しているところもある。太田選手は強打の内野手として、川端投手はキレの良い左腕投手として、秋に名前が挙がっていることを期待したい。
エースの中川が引退。投手陣は、現状では絶対的な柱がいない。溝口監督は「宮、池田、野口、栗尾、川端。個人に託すよりも、みんなが一踏ん張りしてくれれば」と全員の力でカバーする。野手については「山田、柴田、太田が打線の核になって欲しい」と期待した。

コメント